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今回は6月の花をご紹介致します。
今回は【露草】についてお話致します。
露草の花言葉は「なつかしい関係」「密かな恋」「敬われない恋」「恋の心変わり」「尊敬」「小夜曲(セレナーデ)」。
【栽培環境・日当たり・置き場】
耐寒性と耐暑性が強く、日なたから明るい日陰まで幅広い環境に適応し、湿り気のあるところから乾燥地まで、ほとんど場所を選びません。
一度植えつければ放任でもよいくらいです。
こぼれダネからも自然によくふえ、コンクリートのわずかなすき間からも芽生えて育つほどです。
生育旺盛ですが、鉢植えの場合は少し気難しい面があり、水はけをよくして、しかも乾燥させないよう、用土の劣化や根詰まりなどに注意します。
【水やり】
庭植えでは、ほとんど必要ありません。
鉢植えでは、多湿にならないように注意して、成長期の春は用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
冬の休眠期や夏の高温期は乾燥気味のほうがよく、多肥多湿は根腐れを起こします。
【肥料】
庭植えでは、ほとんど必要ありません。
肥料分が多いと伸びすぎて倒れやすくなります。
鉢植えでは、春の成長期と秋に、緩効性肥料なら月1回、液体肥料なら月3~4回施します。
夏の高温期には肥料分が残らないようにしておきます。
【病気と害虫】
ほとんど見られません。鉢植えは水はけをよくしておき、根腐れなどを防ぎます。
【用土(鉢植え)】
一般の草花用培養土が利用できますが、水はけをよくするため、軽石や鹿沼土などを3割くらい混ぜておくと安心です。
【植えつけ、 植え替え】
★植えつけ:ポット苗はほぼ一年中植えつけ可能です。
株分けして植えつける場合は、3月から4月または10月から11月ごろが適期です。
開花後に刈り込んで株を移植することも可能です。
★植え替え:庭植えは植えっぱなしで毎年よく咲きます。
株がふえるので、不要な部分は抜き取りや刈り込みでバランスをとります。
鉢植えでは、根詰まりで生育が悪くなるので、1~2年ごとに、春か秋、根をほぐして新しい用土で植え直します。
【ふやし方】
★タネまき:とったタネをまく場合は、個体差が出ます。
こぼれダネでもふえます。
★株分け:春か秋に行います。
【主な作業】
刈り込み:開花後に早めに刈り込みます。
草姿がすっきりとし、高温期に葉先が枯れるのも防げます。
枝分かれして咲き続けている場合は、早く咲き終わったところから切り取ると、わき枝の花が長く咲き続けます。
全体が咲き終わったら地際で切り取ります。
手で抜き取ってもよく、地上部がまったくなくなっても再び芽吹きます。
冬の間も葉が茂っていることが多く、伸びすぎた葉は刈り込んで形を整えておきます。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識ご自身でも作業が可能です。
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