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今回は7月の花をご紹介致します。
今回は【南天】についてお話致します。
南天の花言葉は、「私の愛は増すばかり」「良い家庭」「福をなす」。
ナンテンは、1712年にケンペル(E.Kaempfer)によってヨーロッパへ紹介されました。
茎が直立して、先端に大型の数回にわたって分岐する羽状複葉の葉を互生につけています。
和名のナンテンは漢名「南天燭」の略とされています。
ナンテンは難を転ずることにも通じるため、縁起木、厄よけ、魔よけとして古くから庭に植えられてきました。
漢方では、乾燥させた果実を南天実(なんてんじつ)といい、咳止め剤(鎮咳剤)として利用されています。
【栽培環境・日当たり・置き場】
午前中の光が当たるような半日陰地を好み、強い西日の当たる場所は嫌います。
土質は特に選びませんが、通気性、水はけがよく、適度な湿度を保つ肥沃な土を好みます。
【水やり】
庭植えであれば、基本的に水やりは不要です。
鉢植えでは、夏期に水切れを起こさないように注意し、適宜水やりをします。
【肥料】
庭植えでは、冬に鶏ふんなどの有機質肥料と緩効性の化成肥料を混合したものを施します。
また、鉢植えでは植え替え時にカリ、リン酸を多めに含む肥料を用土に混ぜます。
【病気と害虫】
★病気:モザイク病、葉枯病、すす病
葉が縮れてモザイク状になるモザイク病が発生することがあります。
またカイガラムシにともなってすす病が発生することがあります。
★害虫:カイガラムシ、ハマキムシ
初夏から秋にかけて、カイガラムシが発生することがあります。
成葉ではハマキムシによる被害が見られることがありますが、一般に大きな被害になることはありません。
【用土(鉢植え)】
赤玉土(小粒)をベースに腐葉土と黒土を混合して(混合比率の目安は、赤玉土4、腐葉土3、黒土3)植えつけます。
【植えつけ、 植え替え】
鉢植えは2~3年に1回の割で植え替えをします。
作業の適期は3月から4月ごろです。
庭植えにする際は、2月から3月ごろ事前に腐葉土などの有機物を植え穴によく混ぜてから植えつけます。
【ふやし方】
★タネまき:晩秋にタネを採取して貯蔵し、翌春にまきます。
★さし木:3月中旬から下旬または9月下旬に清潔な用土を用いて行います。
★つぎ木:珍しい品種などは3月から4月につぎ木を行います。
【主な作業】
★剪定:春(3月から4月上旬)に枯れた茎や衰弱した茎を根元から切り、新しい茎の伸長を促します。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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