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今回は7月の花をご紹介致します。
今回は【バーベナ】についてお話致します。
バーベナの花言葉は、「一致団結」「誘惑されます」「勤勉」。
バーベナには約250種の野生種があり、主に南北アメリカの熱帯から亜熱帯に分布していますが、日本にもクマツヅラ(Verbena officinalis)1種が自生しています。
花が少ない真夏の炎天下でも生育おう盛で、春から晩秋まで咲き続けます。
本来多年草ですが、耐寒性がやや弱いことから、日本では園芸的に一年草として扱われる品種と、比較的耐寒性があって多年草となる品種とがあります。
前者はタネで、後者はさし木でふやされています。
3月から6月を中心にポット苗が出回り、さし木でふやす栄養繁殖系品種の多くにはラベルがついて、品種名が明記されています。
草姿は茎がやや立ち上がるものと、横へ横へとほふくするものとがあります。ほふく性のものは栄養繁殖系品種に多く、暑さ寒さに強く、育てやすいです。さらに、「タピアン」シリーズのようにコスモスの葉に似た細かく羽状に切れ込んだ葉をもつタイプ(「宿根バーベナ」または「テネラ」と呼ばれることがある)と、「花手毬」シリーズや‘ピンク・パフェ’のように葉に切れ込みが入らないタイプとがあります。
また、リギダやボナリエンシス(サンジャクバーベナ)など高性種もあります。
【栽培環境・日当たり・置き場】
日当たりと風通しのよい場所で育てます。
酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰を加えてよく耕しておきます。
また、乾燥には強い反面、多湿を嫌うので、水が停滞するような花壇であればパーライトなどを加えて土壌改良します。
【水やり】
庭植えの場合は、植えつけ後にたっぷりと与えたら、その後はほとんど不要です。
しかし、真夏に葉色が薄くなるほど乾いたときには、たっぷりと水やりします。
鉢植えの場合は、表土が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりします。
【肥料】
鉢植えの場合は、元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ、庭植えの場合は1㎡当たり100gぐらいの化成肥料を施しておきます。
その後は定期的に固形肥料を置き肥するか、液体肥料を2週間に1回程度施します。
【病気と害虫】
★病気:うどんこ病
春と秋に、葉や茎が白い粉をかぶったようになるうどんこ病が発生しやすいので、株が蒸れないように注意します。
★害虫:オンシツコナジラミ、ハダニ
オンシツコナジラミとハダニが発生しやすいです。
特に高温乾燥時にハダニがつきやすく、葉がかさかさになります。
【用土(鉢植え)】
水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。
市販の草花用培養土6、腐葉土3、牛ふん堆肥1の割合で配合するとよいでしょう。
【植えつけ、 植え替え】
ポット苗を入手したら速やかに定植します。
庭植えの場合、その後植え替える必要はありませんが、鉢植えの場合は株が込み合ってきたら、夏の切り戻し後、わき芽が伸び始めてきたころに根をほぐして植え替えます。
【ふやし方】
★さし芽:春から初夏、または秋に、しっかりとした茎を2~3節くらい切り、赤玉土やパーライトなどにさします。
【主な作業】
★花がら摘み:最後の小花が咲き終わったら、花茎のつけ根から切り取ります。
★切り戻し:草姿が乱れたとき、または、8月中・下旬に切り戻しを行います。
切り戻す位置は草丈の1/2~1/3の各節の上で、葉を数枚残して切ります。
切り戻し後1週間から10日でわき芽が伸び始めます。
【主な作業】
花がら摘み、剪定:花つきをよくするためには、7月上旬から9月中旬に花がら摘みと合わせて、今年伸びた新梢の芽(節)を3~5個残し剪定します。
落葉前後(11月下旬ごろ)に切り詰めると、樹形を小さくすることができ、枝下に残る大きい芽から花を咲かせることもできます。
古くなり太く木化した茎は、2月上旬から3月上旬に整理します。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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