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今回は8月の花をご紹介致します。
今回は【エリカ】についてお話致します。
エリカの花言葉は、「孤独」「寂しさ」「博愛」。
エリカは繊細な枝に小さな花がびっしりと咲くため、株全体を見るとにぎやかな印象を受けますが、一つ一つの花も可憐で個性豊かです。
エリカ属には740種があるといわれ、そのうち16種がヨーロッパに、ほかの大部分のものは南アフリカに自生しています。
わが国では、庭植えなどでよく見かけるポピュラーなジャノメエリカをはじめ、鉢物として40種、50品種くらいが流通しています。
草姿や開花期、花色、花形など変化に富み、壷状やベル形のものから細長い筒状のものまであり、雄しべの葯が黒く目立って、蛇の目のように見えるものも多くあります。
また、イギリスなどのヒースランドを形成している種類は耐寒性が強く、寒冷地ではグラウンドカバーとしても利用されます。開花期は、種類によりそれぞれ異なり、春咲き種、夏~秋咲き種、冬咲き種、不定期咲き種に大別されます。
【栽培環境・日当たり・置き場】
多肥多湿と高温期の蒸れに弱く、日当たり、風通しのよいやせ地を好みます。
ヨーロッパ原産のものは寒さには強いのですが、暑さに弱く、南アフリカ原産のものは半耐寒性で比較的高温にも耐えます。
いずれも根が細かいので、水はけをよくしておいて乾燥させないことが大切です。
【水やり】
庭植えのジャノメエリカでは、根づいてからはほとんど必要ありません。
多湿に注意します。
鉢植えのものは、水切れしないよう、用土が乾き始めたらたっぷりと与えます。
【肥料】
成長期の春と秋に施します。
月1回の置き肥か、月に2~3回液体肥料を施し、夏の高温期は肥料分が残らないようにしておきます。
【病気と害虫】
★病気:ほとんどありません。
★害虫:アブラムシ、カイガラムシ
生育期にアブラムシが、また日当たりや風通しが悪いとカイガラムシがつくことがあります。
カイガラムシは早めに見つけて、ブラシなどでこすり落とすとよいでしょう。
【用土(鉢植え)】
弱酸性の用土を好みます。
寒冷地ではピートモスでも育ちますが、夏の高温多湿で根腐れしやすいので、ピートモスの割合は2割以下にしておくのが安全です。
一例として、赤玉土4、鹿沼土4、ピートモス2の配合土などが利用できます。
【植えつけ、 植え替え】
★植えつけ:ジャノメエリカ以外は鉢栽培が確実です。
市販の鉢植えのものは、根詰まりしていることが多いので、春か秋に早めに根鉢を崩して新しい鉢に植えつけます。肥料は完全に根づいてから施します。
★植え替え:毎年、春か秋に根鉢を崩して植え替えを行います。
枝の刈り込みや切り戻しの作業と同時に行っておくとよいでしょう。
【ふやし方】
春か秋にさし芽でふやします。
【主な作業】
★剪定:開花後、花がらを切り取り、形を整えます。
こんもり茂って株全体に咲くタイプは、2/3~1/2くらいを残して刈り込みます。
枝先に咲くものや、枝が伸びながら順に咲くタイプは、咲き終わった枝ごと半分以下に切り詰めます。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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