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4月が旬の野菜・果物・花をご紹介致します。
今回は【ツツジ】についてお話致します。
古くから栽培されるツツジは、日本人に最も親しまれている植物の一つといえるでしょう。
ツツジの名は、一般的にはサツキを除く、半常緑性のヤマツツジの仲間(ツツジ属ヤマツツジ節)の総称として使われますが、落葉性のレンゲツツジや常緑性で葉にうろこ状の毛があるヒカゲツツジなどを加えることもあります。
ヤマツツジの仲間は、アジア東部に約90種が分布します。日本には花の美しいヤマツツジやキシツツジ、モチツツジ、サツキなど17種ほどが自生します。江戸時代中期に、‘本霧島’や‘白琉球’、‘大紫’など現在でも栽培される数多くの園芸品種が作出されました。
また、クルメツツジは江戸末期に作出され、明治から大正にかけて多くの品種がつくられています。
栽培されるツツジは、日本に自生する野生種をもとに改良されているので、いずれも栽培は容易です。
鉢植えでも庭植えでも楽しむことができます。
【栽培環境・日当たり・置き場】
少なくとも午前中は日が当たる、腐植質に富んだ水はけのよい場所が適しています。
日陰では徒長して、花つきが悪くなります。
鉢植えは、通年屋外で管理します。
夏は半日陰に、そのほかの時期は日当たりのよい場所に置きます。
冬は、乾燥した寒風に当たらない場所へ移動させてください。
【水やり】
根が細く、地表近くに張るため土壌の極端な乾燥に弱い性質です。
鉢植え、庭植えともに夏の高温期には乾かさないように注意し、朝または夕方に水やりをします。
ほかの季節は乾いたら与えましょう。
【肥料】
鉢植え、庭植えともに、花後の5月から6月と、株の充実する9月下旬、休眠期の1月に、緩効性化成肥料や固形の油かすを施します。
【病気と害虫】
★病気:大きな被害を及ぼす病気はほとんどありません。
★害虫:ハダニ、ツツジグンバイムシ、ベニモンアオリンガ、ハマキムシ
春や秋の乾燥する季節にハダニやツツジグンバイムシが発生します。
最も大きな被害を及ぼすのはベニモンアオリンガで、新芽や蕾の内部に侵入して食害します。
【用土(鉢植え)】
赤玉土小粒4、鹿沼土小粒3、酸度未調整のピートモス2、バーミキュライト1の配合土など、水はけと水もちのよい、酸性土壌が適しています。
【植えつけ、 植え替え】
適期は、開花期を除く3月から6月上旬、または9月下旬から10月です。
庭植えは、根鉢の倍以上の大きさの植え穴を掘り、腐葉土やピートモスを混ぜて、深植えにならないように植えつけます。
鉢植えは、2年に1回を目安に植え替えましょう。
【ふやし方】
★さし木:6月から7月に、さし木でふやします。
充実して堅くなった枝を10cmほどに切り、鹿沼土小粒や市販のさし木用土などに、葉が触れる程度の間隔でさします。
風の当たらない日陰で乾かさないように管理すれば、秋には発根します。
【主な作業】
★剪定:花後のなるべく早い時期、6月上旬までに行います。
翌年の花芽が夏にできるので、夏以降の剪定は、せっかくできた花芽を切ることになります。
ツツジは枝数が多く、芽吹きもよいので、花がら摘みを兼ねて剪定することもできます。
枝先から3cm程度に軽く刈り込み、枯れた枝や重なった枝を基部から切り、風通しをよくします。
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