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4月が旬の野菜・果物・花をご紹介致します。
今回は【オステオスペルマム】についてお話致します。
オステオスペルマム属には一・二年草の種類もありますが、日本で出回っているのはオステオスペルマム・バーベリエ、オステオスペルマム・フルティコサムなどを交配させた、多年草の園芸品種です。株を埋めるように次々と咲くカラフルな花が特徴です。
夜間や天気の悪い日は花を閉じる性質がありますが、花が閉じにくい、もしくは閉じない園芸品種もふえています。
花色は紫、白、ピンクが中心でしたが、同じキク科で近縁のディモルフォセカとの交雑によって、黄花やオレンジ花を咲かせる、開花期間が長い園芸品種も誕生しています。ディモルフォセカと交雑させた園芸品種はやや短命で、一・二年草として扱われることもあります。
なお、オステオスペルマムとディモルフォセカの区別は難しく、日本ではオステオスペルマムは多年草、ディモルフォセカは一・二年草とされています。
【栽培環境・日当たり・置き場】
鉢植えは、9月中旬から3月までは雨の当たらない、日当たりのよい場所で管理しますが、12月から2月までは霜よけを行うか、室内に取り込んでください。
4月から9月上旬までは、雨の当たらない半日陰で管理します。4月から5月までは日当たりのよい場所でもよく育ちますが、半日陰で管理したほうが花を長く楽しめます。
庭植えは、軒下など雨が当たりにくく、日当たりと水はけのよい場所を選んで植えつけます。12月から2月までは霜よけを行ってください。
【水やり】
3月から11月までは土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
6月から9月中旬までは特に過湿に注意しましょう。
12月から2月までは土の表面が乾いたら少量与えます。
【肥料】
9月中旬から5月まで、緩効性化成肥料と液体肥料を施します。
液体肥料は2週間に1回施します。
植えつけ時に元肥として、リン酸分の多い緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=6-40-6など)を5g/リットル混ぜるとよいでしょう。
【病気と害虫】
★病気:灰色かび病
灰色かび病が3月から7月に発生します。
予防のため、花がらと枯れ葉をこまめに取り除きます。
★害虫:アブラムシ、ハスモンヨトウ、ヨトウムシ
アブラムシが一年中、新芽に発生します。
また、ハスモンヨトウ、ヨトウムシが春から秋に発生し、新芽と蕾を食害します。
【用土(鉢植え)】
赤玉土中粒4、腐葉土4、鹿沼土中粒2の配合土など、水はけのよい用土で植えつけます。
【植えつけ、 植え替え】
鉢植えは2年ごとを目安に、根鉢を1/3程度くずしてから一回り大きな鉢に植え替えます。
8号以上の鉢植えは、生育が悪くなるまで植え替えなくてもかまいません。
【ふやし方】
★さし芽:適期は6月と9月です。発根促進剤をつけてさすとよいでしょう。
★タネまき:適期は9月中旬から10月です。
タネができにくい園芸品種が多いので通常はさし芽でふやしますが、タネができる園芸品種もあります。
特に‘パッション’はタネで簡単にふやすことができます。
【主な作業】
★花がら摘み:次々に開花させるため、2月から5月と、9月下旬から11月に行います。
★摘心:適期は10月です。
冬の低温で花芽ができるので、寒くなる前に行います。冬から春に行うと、花芽を切ってしまいます。
★切り戻し:6月と10月に行います。
冬から春に行うと、花芽を切ることになります。
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