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今回は11月の花をご紹介致します。
今回は【ビオラ】について–お話致します。
ビオラの花言葉は、「誠実」「信頼」「もの想い」「私を想って」。
パンジー、ビオラは、ヨーロッパに自生する野生種から育種され、かつては大輪のものをパンジー、小輪で株立ちになるものをビオラと呼んで区別していましたが、現在は複雑に交雑された園芸品種が登場し、区別できなくなっています。
野生種や初期の品種は、冬の低温にあったのちに、長日下で開花する性質をもっていました。
しかし現在は、その性質が弱まり、秋から春まで長期間咲く品種が多く、殺風景になりがちな冬のガーデンになくてはならない存在になりました。
園芸店には10月になるとポット苗が並ぶようになりますが、気温の高い時期から育てると徒長したり、蒸れたりするため、10月下旬から11月になってから購入して植えつけるのがよいでしょう。
【栽培環境・日当たり・置き場】
日当たりと風通しのよい場所で育てます。
水はけのよい土壌を好むので、硬い土の場合は、腐葉土や堆肥などの有機質を十分にすき込んでおきます。
【水やり】
庭植えの場合は、植えつけ後にたっぷりと与え、その後はほとんど必要ないでしょう。
鉢植えの場合は、表土がよく乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりします。
過湿にならないよう注意しましょう。
【肥料】
用土にはあらかじめ緩効性化成肥料を元肥として混ぜておきます。
その後冬の間は、寒冷地の場合は不要ですが、暖地で花が次々に咲いてくるような場合は、月に1回三要素等量の固形肥料を置き肥します。
【病気と害虫】
★病気:灰色かび病、斑点病
低温期には水がなかなか乾かないので、葉や花が侵されて枯れ、灰色のカビを生じる灰色かび病が発生することがあります。
水やりは天気のよい午前中に行いましょう。
斑点病は、秋に、葉に赤褐色の斑点ができる病気で、ひどくなると葉が落ちることがあるので注意します。
★害虫:アブラムシ、ナメクジ
春にアブラムシやナメクジが発生することがあります。
見つけしだい駆除しましょう。
【用土(鉢植え)】
水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。
市販の草花用培養土を用いるか、あるいは、赤玉土6、腐葉土3、牛ふん堆肥1の割合で配合するとよいでしょう。
【植えつけ、 植え替え】
10月以降、ポット苗を植えつけます。
株間は、庭植えの場合20cm、鉢植えの場合は10cm程度とって植えつけます。
這い性の場合は、株張りがよいので、径30cm以上のボールプランターなどに植えつけるとよいでしょう。
根鉢をポットから抜いたとき、根鉢の表面に根がびっしりと回っている場合は、少しほぐして植えつけます。
【ふやし方】
★タネまき:親と同じものは得られませんが、タネでふやすことができます。
花がらをほうっておけば結実しますが、好みの花をつくりたいときは、交配を行います。果実が茶色くなると自然に割れてタネが飛び散るので、やや緑色が残るうちにとって、封筒などに入れて陰干しします。
【主な作業】
★花がら摘み:花茎のつけ根から切り取ります。
次々と長く開花する植物なので、株が疲れないように、こまめに花がら摘みを行いましょう。
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