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今回は10月の花をご紹介致します。
今回は【スイートアリッサム】について–お話致します。
スイートアリッサムの花言葉は、「優美」「美しさに勝る価値」。
スイートアリッサムは白色の小花が集まって咲き、ほんのりと甘い香りがあります。
本来は多年草ですが、高温多湿に弱い性質のため、一般に、日本では一年草(Lobularia maritima、実生系)として扱われています。近年では、暑さと寒さに強く、生育旺盛で一年中開花する多年草タイプ(Lobularia hybrida、栄養系)も登場しています。
枝が横へ広がり、カーペット状になるので、花壇の前列や縁取りに植えるとよいでしょう。
一年草タイプは種子で販売され、赤や紫、ピンク、オレンジ色などの花色があります。
切り戻して夏に遮光すれば、夏越しもできますが、タネから育て直したほうがきれいに仕上がります。
こぼれダネでもふえ、タネまきや栽培は難しくはありません。
特別な施設がない家庭でも十分に育てられます。
多年草タイプは苗で販売され、花色には白と紫があり、また葉に斑が入る品種もあります。
株を覆うようにこんもりとたくさんの花を咲かせ、1株でもボリュームがあります。
冬は寒風や強い霜を避けて管理すれば株が傷みにくく、開花しながら冬越しします。
夏も花が咲き続けますが、草姿が乱れてくるので切り戻して形を整えるとよいでしょう。
なお、アリッサムと呼ばれますが、アリッサム(Alyssum)属とは別属です。
【栽培環境・日当たり・置き場】
日当たりのよい場所で育てます。
一年草タイプは多年草タイプよりも耐寒性が弱く、霜に当たると、株が傷み、花が咲きづらくなります。
いずれのタイプも寒風や強い霜を避けて管理しましょう。
多年草タイプの場合はたくさんの花を咲かせながら冬越しできます。
【水やり】
土が乾いたらたっぷり水やりします。
【肥料】
植えつけ時に、元肥として緩効性化成肥料を施します。
追肥は、開花が見られたら、薄めの液体肥料を2週間に1回程度施します。
特に、多年草タイプは生育がより旺盛なので、生育期は肥料切れさせないように注意しましょう。
【病気と害虫】
★病気:菌核病
多湿になると、カビが発生して腐敗し、枯れます。
切り戻して風通しをよくするなどして予防しましょう。
★害虫:アブラムシ
春先にアブラムシが群生することがあるので、見つけしだい、駆除します。
【用土(鉢植え)】
水はけと通気性がよく、適度な保水性のある土が適しています。
市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土小粒6、腐葉土4の割合で配合した用土がよいでしょう。
酸性土壌を嫌うので、花壇に植えつける前に土に苦土石灰を混ぜておきましょう。
【植えつけ、 植え替え】
一年草タイプは早春にポット苗が流通するので、20cm程度の間隔で植えつけます。
タネを秋にまいて育てた苗は、花が咲き始めたら植えつけます。
多年草タイプは早春と秋にポット苗が流通します。
生育旺盛で株が大きくなるので、30cm間隔がおすすめです。
直根性なので、ポットから抜いたら根鉢を崩さず植えつけましょう。
【ふやし方】
★さし芽:5月あるいは9月に茎の先端を5cmほど切って、赤玉土小粒と軽石小粒を配合した用土にさします。
★タネまき:一年草タイプはタネでふやします。
発芽適温は15~20℃で、9月中旬から10月上旬にタネをまくと、3月に定植できる苗ができます。
タネは小さいので覆土はごく薄くします。
【主な作業】
★花がら摘み:花序のほぼ先端の小花が咲いたら、切り戻しを兼ねて、わき芽の出ている節の上で切り取ります。
★切り戻し:春に草姿が乱れて見苦しくなったら、草丈の1/3程度で切り戻すと、1か月後には再び開花します。
一年草タイプの場合、5月中旬以降は、切り戻しても茎が徒長してコンパクトにならず、きれいな花は望めません。
多年草タイプは、夏前に切り戻しをするとがっしりとした株になって再び開花が見られます。
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