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今回は10月の花をご紹介致します。
今回は【キンモクセイ】について–お話致します。
キンモクセイの花言葉は、「謙虚」「謙遜」「気高い人」の他に「真実」「陶酔」「初恋」。
キンモクセイ(金木犀)は9月下旬から10月中旬に、強い芳香のある橙黄色の小さな花を枝に密生させて咲きます。
特に夜間は、近くになくても香りが感じられるほどに強く香ります。
属名のOsmanthusは、ギリシャ語のosme(においの意)とanthos(花の意)に由来しています。
キンモクセイは、花が白色のギンモクセイ(O.fragrans)の変種とされ、日本では、ふつう雄株のみが植栽されているといわれています。
キンモクセイに果実がついたといわれることもありますが、大概はギンモクセイです。
ギンモクセイにも芳香はありますがキンモクセイほど顕著ではありません。
また、ヒイラギモクセイ(O.× fortunei)は、ギンモクセイとヒイラギ(O.heterophyllus)の雑種と考えられていますが、原産地は不明です。
葉は楕円形で縁にとげのある粗大鋸歯が規則正しく並んでいます。花は白色で芳香があり、各地で生け垣などに利用されています。
【栽培環境・日当たり・置き場】
暖地を好み、寒さにはやや弱く、霜が降りるような場所では、生育は不良となります。やや湿り気のある、肥よくな壌土質の土(砂質分に粘土質が3割ほど混じった土壌)を好みます。
やや耐陰性もありますが、日当たりのよい場所ほど花つきは良好です。
また、大気の汚れた場所では花つきが悪くなります。
【水やり】
夏場の水切れには注意します。
土壌の乾燥は、生育や花つきを悪くします。
【肥料】
2月下旬から3月に、寒肥として有機質肥料を中心に施します。
【病気と害虫】
★病気:褐斑病、炭そ病、先葉枯病
葉の周囲に褐色の斑点ができ、後には白っぽくなって枯れる褐斑病、葉の先端が黄色っぽくなって、後に灰白色になる先葉枯病、葉縁に褐色の円形の病斑ができて枯れてしまう炭そ病などにかかることがあります。
★害虫:カイガラムシ類(ヒイラギハマキワタムシ、ウメシロカイガラムシ、トビイロマルカイガラムシ)、ミカンハダニ
風通しが悪いと、カイガラムシ類が発生することがあります。
【用土(鉢植え)】
黒土を主体にして完熟した堆肥や有機質を混ぜた、やや湿り気のある土で植えます。
【植えつけ、 植え替え】
2~3年に1回、3月から4月に植え替えます。
【ふやし方】
★さし木:5月中旬から7月に新梢が充実しきる前に採取し、さし穂とします。
充実してから木質化すると活着しにくくなるので、新梢が充実してきたらすぐにさします。
発根剤で処理し、密閉ざしにするのがよいでしょう。露地ざしでは日覆いをして、水管理を十分に行います。
【主な作業】
剪定は、新梢が伸びる前の早春に行います。
強剪定は開花枝を失う結果になりますし、また、萌芽した枝が成熟せず、開花枝にならないことがあります。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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