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今回は10月の花をご紹介致します。
今回は【キウイ】について–お話致します。
キウイの花言葉は、「生命力」「豊富」。
キウイフルーツは薬剤散布もほとんどしなくてすむ、家庭向きの果樹です。
つる性で、つる自体が巻きつくので、摘心など夏場の管理をしないと収まりが悪くなります。
そのうえ、寒くなるまで落葉しないので、テラスなどの日よけには向きません。
また、雌雄異株のため、2本分の場所が必要です。ただ、並べて植えなくても、10m前後離れている程度なら受粉に問題はないので、雄木は物置の屋根などに這わせ、雌木だけを棚で育てればよいでしょう。
品種を選ぶ場合、雌木の開花時期に合った雄木を選ぶ必要があります。
人工受粉をするなら、開花の早い雄木の花粉を貯蔵しておくとよいでしょう。
果実は追熟が必要で、収穫してもすぐには食べられません。
【栽培環境・日当たり・置き場】
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びます。
【水やり】
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。
庭植えの場合は、品種や土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。
【肥料】
元肥を庭植えは11月に、鉢植えは2月に、追肥を庭植えは7月と9月に、鉢植えは6月、9月に施します。
庭植えでは、元肥、追肥とも化成肥料(チッ素N‐リン酸P‐カリK=8‐8‐8など)を用いますが、化学肥料は最小限度に抑えて、できるだけ堆肥などの有機物を施すことが大切です。
家庭で出る草や生ゴミなどを有効に利用しましょう。
鉢植えでは、元肥には有機固形肥料を、追肥には緩効性化成肥料を用います。
【病気と害虫】
家庭では無農薬でも、大きな問題はなく栽培できますが、石灰硫黄合剤散布などの休眠期防除は行ったほうがよいでしょう。
★病気:花腐細菌病、かいよう病、果実軟腐病など
花腐細菌病、かいよう病は細菌性の病気で、一般の殺菌剤は効かないので注意します。
★害虫:特に注意を要するものはありません。
【用土(鉢植え)】
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。
一般的な市販の用土を混合して用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
【植えつけ、 植え替え】
鉢植えの植え替え適期は11月から3月です。根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2~3年に1回は必要です。
【ふやし方】
★さし木:前年に伸びた枝を2~3節に切って行う休眠枝ざしは3月に、今年伸びてかたまった枝を2~3節に切って行う緑枝ざしは6月に行います。
★つぎ木:休眠枝つぎを1月に行います。
台木にはふつうタネをまいて1年間育てた苗を使います。
【主な作業】
★剪定:花芽は混合花芽で前年枝の葉腋につき、花芽から新梢が伸びて、その基部数節に着果します。
ブドウに似ていますが、ブドウは巻きひげの位置に着果するのに対し、キウイフルーツは節の定芽の位置に着果します。
そのため、着果(花)した節には芽がないので、結果母枝の剪定ではその分、長めに残す必要があります。
また、ブドウと異なりつるの基部には花芽がついていないので、ブドウのような短く切り詰める剪定(短梢剪定)はできません。
適期は1月から2月です。
★人工受粉:自然受粉でもそれほど問題はありませんが、できれば人工受粉を行ったほうが品質はよくなります。
★摘果:品種にもよりますが、葉4~5枚に1果程度に間引きます。
受粉のうまくいっていない奇形果や小さな実をまず除きます。
★摘心、芽かき:葉数が確保できたら、込みすぎないように摘心します。
また、二度伸びしたら、伸びないうちに芽かきをします。
太い枝から突発的に伸びるシュートはできるだけ小さいうちに除きましょう。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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