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今年は2月が旬の野菜・果物・花をご紹介致します。
今回は【ジャガイモ】についてお話致します。
※この記事は、「苗や種の植え付けに適した時期」での内容となっております。「収穫時期」とは異なります。ご了承下さい。※
別記事では、「お庭・畑で育てる」方法について掲載しておりますが、今回はプランターでの栽培方法についてご紹介致します。
↓「お庭・畑で育てる」方法は、下記の記事をご確認ください。↓
https://suzu-hikone.com/?p=2988&preview=true
ジャガイモは南アメリカのアンデス山脈が原産とされており、生育全般に冷涼な気候を好み、雨量の少ない地域での栽培に適します。
デンプンを多く含み、揚げ物や蒸し料理をはじめ、様々な調理法で活用されており、ジャガイモの種類によって向いている料理があります。
【栽培のポイント】
ジャガイモは日光に当たることで皮が緑化して有毒なソラニンが生成されます。
そのため土寄せを行ってイモが地上に露出しないよう気を付ける必要があります。
【発芽適温・生育適温】
発芽適温:15~20℃
生育適温:15~20℃
土壌適応性:弱酸性
輪作年限:2~3年
【作業内容】
今回は「プランター栽培方法」での作業内容です。
1.植え付け
事前にきれいに洗ったプランターに鉢底石を底が見えないように敷き詰めます。培養土をプランターの半分まで入れます。この際に土に化成肥料をまきます。
※プランター栽培では成長に合わせて土を増やしていく増し土を行います。
種イモ用(指定種苗検査合格品)として売られている物を使用します。
※食用のいもは種いもに使用しないで下さい。(病害発生の原因となります。)
~注意~
秋作の場合は切らずに植えつけて下さい。
※切って植える事により、土壌の中で種イモが腐敗する恐れがあります。
1アール(100㎡)当たり20~25kgが目安となります。
頂部の位置を確認し、いもを切ったら切り口が乾くまで日陰干しします。
切ってすぐに植え付けを行う場合は切り口に草木灰をつけて植え付けを行います。
※頂部=いもが株とつながっていた部分の反対側
種イモの切り口を下に向け、その上に7~8㎝覆土します。(切り口を下にすると出芽の揃いが良く、やや早い。)
2.管理
植え付け後、10㎝位に芽が伸びたら太くて良い芽を1~2本ほど残して、他を抜きます。
1株の芽の本数が多いとイモが小さくなり、数が多く付き、芽を減らすとイモの数は少ないですが、大きくなります。
定期的に殺虫剤と殺菌剤を散布することで病害虫対策になります。
芽かき後、株もとに鍬を使って土寄せをします。
そして草丈が20cmと30cmになった時ごとに、追肥と土寄せをします。
土寄せが不十分ですと、イモが日に当たり緑化します。
【収穫】
花が終了してから数週間たち、葉や茎が黄色く枯れてきたら、収穫の時期です。
晴天が数日続いた日に、掘起こします。
収穫したイモは、日陰で乾かした後に、積み上げないようにして、貯蔵します。
(日の当たる場所だと、緑化します。
緑化すると、品質の低下及び毒素であるソラニンが生成されエグ味が出ます。
ソラニンは芽に多く含まれているので、しっかり取って調理してください。)
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