今月が旬の花【インパチェンス】

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5月が旬の野菜・果物・花をご紹介致します。
今回は【インパチェンス】についてお話致します。

インパチェンスは初夏から秋まで咲く春まき一年草です。

北向きの玄関や日陰の花壇、ビルの間のスペースなど、日当たりの悪い場所でもよく育ちます。
花は一重から半八重、八重咲きまであり、特に人気の高いのは「カリフォルニアローズ・フィエスタシリーズ」に代表されるバラ咲き品種です。

ほかに、一般的な花色に加え、赤と白や、ピンクと白などのバイカラーもあります。さらに、葉にも白やクリーム色の斑が入る品種があり、バラエティに富んでいます。
生育が早く、株がこんもりとドーム状に盛り上がって、株いっぱいに花を咲かせる姿はとても豪華です。

夏に切り戻せば、秋から再び美しい花を咲かせます。
次々と花を咲かせるときは多肥を好むので、追肥を忘れずに行います。

【栽培環境・日当たり・置き場】

一重咲き品種は花壇でもよいですが、八重咲き品種は雨に弱いので鉢植え栽培が向いています。
“日陰でも育つ”性質をもっていますが、本来は日光を好みます。

春と秋は日当たりと風通しのよい場所で育て、夏は午前中十分に日が当たり、午後からは明るい半日陰になる場所へ移します。

秋になったら徐々に日光に慣らして日当たりで育てると、徒長せずに花を咲かせます。
耐寒性がないので、11月に入ると生育が衰え、やがて枯死します。

株を冬越しさせて残したい場合は、よく日の当たる暖かい室内に取り込みます。

【水やり】

鉢植え株の場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るほどたっぷりと水やりします。

庭植え株は、葉と花にやや張りがなくなってきたころが水やりのタイミングですが、夏は日中には行わず、午前中か夕方に水やりします。

【肥料】

次々と花を咲かせているときには追肥します。

水やりの回数が頻繁な季節は微量要素が流出しやすいので、置き肥が望ましいですが、生育がゆるやかなときはチッ素分の少ない液体肥料を水やり代わりに施してもよいでしょう。

【病気と害虫】

★病気:灰色かび病
多湿になると灰色かび病がよく発生します。

茎葉や花に灰褐色のカビを見つけたら、こまめに取り除きます。

★害虫:ハダニ、ホコリダニ、アザミウマ
乾燥する時期にハダニとホコリダニがよく発生します。

葉のつやがなくなったり(ハダニ)、花弁が黒く縮れてきれいに咲かなくなったり(ホコリダニ)します。
また、生育期間を通じてアザミウマもつきやすく、ホコリダニとよく似た症状が現れます。

【用土(鉢植え)】

水はけのよい土を好みます。

市販の草花用培養土などを利用し、さらに牛ふん堆肥を1割ほど加えるとよいでしょう。

【植えつけ、 植え替え】

春から秋まで栽培する場合は、途中で植え替える必要はありません。

しかし、根詰まりを起こして水はけが悪くなっている場合は、根鉢のまわりの土と根を軽く落とし、新しい用土で一~二回り大きな鉢に植え替えます。

【ふやし方】

★さし芽:切った枝でさし芽をすることができます。

天芽(茎の先端)をつけておくと、花が早く咲きます。管ざし(茎の途中部分をさす)をする場合は、節に芽があることを確認します。

いずれもさし穂は3~4節つけて茎を切り、土にさす部分の下葉を取り除いておきます。

柔らかいさし穂の切り口が傷まないように、あらかじめ水を吸わせた清潔な用土に、棒などで穴をあけてさし、そのあと土を寄せて固定します。

日陰に置いて用土が乾かないように管理すると、2週間ほどで発根します。

【主な作業】

★花がら摘み:咲き終わった花が落ちると葉にくっついて、葉を汚したり、灰色かび病の原因になるのでこまめに摘み取ります。

★切り戻し:真夏も花は咲いてきますが、無理に咲かせるよりも一度切り戻して株を休ませると、秋からの花が美しくなります。

そこで、7月ごろ、草丈の1/3~1/2の位置を目安に、節にわき芽があることを確認して、葉を残して切り戻します。

わき芽がわからないときは、だいたいの高さで切り戻し、わき芽が伸びてきたときに枝の整理をするとよいでしょう。

切り戻し後は液体肥料を施します。

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