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4月が旬の野菜・果物・花をご紹介致します。
今回は【ハナミズキ】についてお話致します。
ハナミズキは、明治45(1912)年、当時の東京市長・尾崎行雄がアメリカ・ワシントン市の親日家たちにサクラの苗木を送った返礼として、大正4(1915)年に日本に送られてきました。観賞の対象となっている花は、本来の花弁ではなく、総苞片(花のつけ根の葉)です。そのため観賞期間も長く、秋の紅葉や赤熟した果実なども楽しめ、また、自然に樹形が整う木であることから、街路樹、公園木のほか、個人庭園のシンボルツリー、景観木としても広く利用されています。
【栽培環境・日当たり・置き場】
日がよく当たるやや乾燥した場所で、幹に西日の当たらないところが適しています。
土壌は、通気性、水はけがよい肥よくな土を好みます。
【水やり】
庭植えの場合は、ほとんど水やりの心配はありません。
鉢植えの場合は、夏の水やりを朝のうちに行います。
【肥料】
庭植えは、花後に化成肥料をお礼肥として施します。
鉢植えも同様です。
【病気と害虫】
★病気:紋羽病、うどんこ病
固まった土壌や過湿になると根に紋羽病が発生します。
水はけや通気不良に気をつけてください。
また、新葉が開いたあと、梅雨どきにうどんこ病が発生します。
★害虫:コウモリガ、アメリカシロヒトリ
発見ししだい捕殺します。
【用土(鉢植え)】
水はけのよい用土(赤玉土小粒7:腐葉土3の配合土など)が適します。
【植えつけ、 植え替え】
鉢植えは、2~3年に1回は植え替えます。
適期は12月から3月です。
庭への植えつけも12月から3月が適期です。
事前に腐葉土などの有機物をよく混ぜてから植えつけます。
【ふやし方】
★つぎ木:園芸品種は3月から4月ごろにつぎ木でふやします。
実生のハナミズキ台木を用い、切りつぎによって行います。
★タネまき:晩秋に熟果を採取し、タネを取り出して水洗いしたあと、すぐにまく(とりまき)か、乾かないよう注意して冷蔵庫に保存し、翌春(3月)にまきます(春まき)。
【主な作業】
★整枝・剪定:樹形が早期に安定します。
そのために特に剪定・整枝は必要としません。
ただし、どうしても不要な枝を切りたい場合は、12月から3月に分枝点から間引くようにします。
また、込みすぎる場合は、花後7月ころまででしたら軽い剪定も行えます。
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