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今回は9月の花をご紹介致します。
今回は【リコリス】について–お話致します。
リコリスの花言葉は、「情熱」「悲しき思いで」「あきらめ」「独立」。
リコリス属の仲間には、秋の彼岸のころになると、あぜ道などに群生して咲くヒガンバナ(マンジュシャゲ Lycoris radiata)がありますが、リコリス属は種類が多く、早い種類は7月から、遅い種類では10月から開花します。
多くは日本や中国に広く分布していて、日本には帰化した種も含めて、シロバナマンジュシャゲ(L. albiflora)、キツネノカミソリ(L. sanguinea)、ナツズイセン(L. squamigera)、ショウキズイセン(L. traubii)などが自生または栽培されています。いずれも開花期間は1週間ほどと短いです。出葉時期は種によって異なり、早春に出葉するもの(キツネノカミソリ、ナツズイセン、インカルナータなど)と秋に出葉するもの(ヒガンバナ、シロバナマンジュシャゲ、ショウキランなど)がありますが、いずれも初夏になると葉はすべて枯れます。
従来、ヒガンバナは日本ではあまりよいイメージがなかったため、生産は多くありませんでした。
しかし、欧米でのリコリスに対する人気の高まりとともに、その価値が見直されてきました。
花色は赤、白、黄、オレンジ、ピンク、紫と豊富で、光沢のある花弁が美しく、園芸品種も多くつくられています。
【栽培環境・日当たり・置き場】
日当たりを好みますが、明るい半日陰でも育ちます。
過湿を嫌うので、水はけの悪いところでは高畝にして植えるとよいでしょう。
耐寒性が強く、また病害虫にも強いので、数年植えっぱなしにできます。
植えつけの際には、堆肥や腐葉土の有機質を多めにすき込み、根が深く伸びるのでしっかり耕しておきます。
【水やり】
庭植えであれば不要です。
鉢植えの場合は、夏に花茎が現れるころから初夏に休眠するまでの間、鉢土がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。
【肥料】
リン酸分とカリ分が重要で、元肥として1㎡当たりチッ素10g、リン酸25g、カリ25gくらいを植えつける場所に施します。
鉢植えも同程度の割合で配合します。植えつけた年の追肥は不要ですが、植えっぱなしにしている場合は、冬に牛ふん堆肥と根菜用(カリ分が多め)の化成肥料を施します(寒肥)。
【病気と害虫】
特に問題となる病害虫はありません。
【用土(鉢植え)】
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。
例えば、赤玉土小粒7、腐葉土2、牛ふん堆肥1などの配合とします。
【植えつけ、 植え替え】
6月から7月に、球根を入手したらすぐに植えつけます。
それぞれの花後にも植えつけることができますが、その場合の開花は翌々年となるでしょう。
球根の底部が深さ10cmくらいになるように植えます。
庭植えであれば約10cm間隔、鉢植えの場合は6号鉢に4~5球植えとします。
【ふやし方】
★分球:分球でふやします。
6月から8月に、葉が黄変したら掘り上げ、自然に分球した球根を離して植えつけます。
【主な作業】
★花がら摘み:花が咲き終わったら、花首のところで花を折り取ります。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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