今月おすすめのお花【チョコレートコスモス】

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今回は9月の花をご紹介致します。

今回は【チョコレートコスモス】について–お話致します。
チョコレートコスモスの花言葉は、「移り変わらぬ気持ち」「恋の思い出」「恋の終わり」 。

チョコレートコスモスはチョコレートを思わせる香りをもつ、シックな花色の多年草です。
風にそよぐ姿は、どんなシーンにも調和します。高温多湿に弱くやや育てにくい原種のチョコレートコスモス(コスモス・アトロサンギネウス)のほか、キバナコスモスなどと交雑させた、育てやすい交配種が出回っています。
交配種は、開花期の長い、春から秋まで咲くグループと、秋に一斉に咲く秋咲きグループに分けることができます。
原種のチョコレートコスモスは野生では絶滅したとされています。原種のチョコレートコスモス、その交配種ともにタネがとれないので、さし芽や分球でふやした株が流通しています。
球根の形状はダリアによく似ています。

【栽培環境・日当たり・置き場】
4月から11月の生育期は、日当たりのよい戸外で管理します。
原種のチョコレートコスモスは、7月から9月まで半日陰で管理してください。
日当たりと風通しが悪いと、徒長して花つきが悪くなるだけでなく、うどんこ病が発生しやすくなります。
12月から3月の休眠期は、地上部が枯れてなくなります。
鉢植えは凍らない場所で、庭植えの場合は株元をマルチングをするなどして、凍結させないように管理します。
球根を乾燥させると枯れてしまうので、冬の間も掘り上げずに管理してください。
春になれば、再び新芽が出てきます。

【水やり】
4月から11月は、用土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
12月から3月は、乾かし気味に管理しますが、球根を完全に乾かすと枯れてしまうので、忘れずに水を与えてください。

【肥料】
5月から10月に、鉢植え、庭植えともに緩効性化成肥料を施します。原種のチョコレートコスモスには、7月から8月は施しません。

【病気と害虫】
★病気:うどんこ病
うどんこ病は主に4月から11月に発生し、特に春と秋に多発します。株が蒸れると発生しやすいので、風通しのよい場所で管理します。液体肥料をこまめに葉面散布すると、発生しにくくなります。

★害虫:アブラムシ、ホコリダニ
アブラムシはおもに4月から11月に発生します。
見つけしだい防除します。
ホコリダニは高温乾燥が続くと発生し、新芽を萎縮させます。
多発した株は切り戻します。

【用土(鉢植え)】
水はけのよい、有機物に富んだ用土が適します。
市販の培養土のほか、赤玉土小粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を5g/リットル混ぜるとよいでしょう。
原種のチョコレートコスモスは過湿に弱いので、さらに軽石を1~2割混ぜ、水はけをよくしてください。

【植えつけ、 植え替え】
植えつけの適期は5月から8月です。
庭植えにする場合は、日当たりのよい場所を選びます。
鉢植えにする場合は、6号鉢以上の大きな鉢に植えつけます。
植え替えの適期は4月から5月です。
6号未満の鉢は毎年、6号以上の鉢は2~3年ごとに、古い用土を落としてから植え替えます。
新芽が地上部に出てくるころが最適期です。
茎葉が大きく茂った株は、根鉢をくずさないように鉢増ししてください。

【ふやし方】
★さし芽:交配種は5月から8月に、原種のチョコレートコスモスは5月中旬から6月中旬に行います。
先端の芽を2節に切って、鹿沼土細粒などのさし木用土にさします。

★分球:適期は4月です。
茎に球根がつながった部分に芽があるので、少し伸びた芽を確認して分割します。
分球した切り口から腐りやすいので、難しい方法です。

【主な作業】
★切り戻し:8月中旬に行います。
春から秋まで咲くグループは、この時期に切り戻すと秋にも花がたくさん咲き、秋咲きグループはコンパクトに咲かせることができます。
株元から10~20cmの高さで切りますが、できるだけ各枝に緑の葉が残るようにしましょう。

★花がら摘み、花茎切り:5月から11月に行います。
花がらや咲き終わった花茎はうどんこ病の原因になるので、こまめに取り除いてください。

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