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今回は9月の花をご紹介致します。
今回は【シュウカイドウ】について–お話致します。
シュウカイドウの花言葉は、「片思い」「繊細」 。
シュウカイドウは、日本の各地で半野生化していることから、日本原産と思われがちですが、江戸時代に中国から渡来した帰化植物です。
バラ科の海棠(カイドウ)に似た花を秋に咲かせていることから、秋海棠(シュカイドウ)との名がつきました。
林床などの湿り気のある半日陰でよく繁茂します。
地下に茎基部が肥大した球根をつくります。
初秋に開花したあと、地上部が枯れ、地下に養分が送られて球根が肥大し、地中で冬を乗り越えます。
耐寒性は強く、日本の戸外で楽々と冬越しできる数少ないベゴニアです。
秋になると葉腋にムカゴができ、あたりに自然に落下して繁殖します。
葉裏が赤いタイプや白花を咲かせるタイプがあります。
【栽培環境・日当たり・置き場】
湿潤で、半日陰となる落葉樹の下などで育てます。
腐葉土や堆肥をよくすき込んでおきます。
環境が合えばムカゴやタネで自然にふえ、繁茂しますが、合わないと消えてしまうので、適所を探すことが大切です。
【水やり】
土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。
庭植えで湿り気のある場所なら放任できますが、土壌が乾きやすい場合は表土が乾いたら水やりしてください。
【肥料】
元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜますが、肥培すると、草姿や葉が大型化して野趣が失われてしまうので、追肥は不要です。
【病気と害虫】
★害虫:アザミウマ
花弁が茶色く萎縮したり、カサカサになるなどの症状が見られます。
【用土(鉢植え)】
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。
例えば、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1などの配合とします。
【植えつけ、 植え替え】
鉢植えの球根は掘り上げずに冬越しさせます。
鉢土の状態が悪くなっていたら、芽が出るころに球根を植え直します。
庭植えで環境が合っている場合には、植え替える必要はありません。
【ふやし方】
地下に球根がありますが、ふえないので、ムカゴやタネでふやします。
ムカゴの場合は、秋に葉腋についたムカゴを採取し、ポットや鉢土の上にばらまき、薄く覆土をしておきます。
春になったら水やりをすると芽が出ます。
さし芽も可能です。
【主な作業】
特にありません。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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