今月おすすめのお花【カルーナ】

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今回は9月の花をご紹介致します。

今回は【カルーナ】について–お話致します。
カルーナの花言葉は、、「自立」「誠実」「連理の枝」「旅立ち」。

カルーナはエリカに近縁の植物で、エリカと同様ヒースとも呼ばれる1属1種の常緑低木です。
クッション状にこんもりと密生して茂り、学名のCallunaは「掃く」という意味があり、この枝でほうきをつくったことに由来します。葉は鱗片状で、その間から花を咲かせ、枝全体が1つの花穂のように見えます。
エリカは花弁(花冠)が大きく目立ちますが、カルーナは花弁が小さく、その代わり萼が大きく色づいて花弁のように見えるのが特徴で、この点がエリカ属との大きな違いとなっています。
コニファーのような形状なので、寄せ植えの材料としても使いやすく、寒冷地ではグラウンドカバーとしても利用できます。
1000以上の園芸品種があるといわれ、花色や開花期の違い、木姿などのバラエティだけでなく、葉色も豊富で、特に冬期は赤や黄色に美しく色づくものが多くあります。

【栽培環境・日当たり・置き場】
冷涼な気候を好み、カナダなどでも野生化しています。
ヒースランドとも呼ばれる荒れ地のようなところに見られ、やせた酸性土でほかの植物が育ちにくいところに生育します。
高温多湿の蒸れに弱く、風通しのよいところで、水はけよく、しかも乾燥させないことが大切です。
暖地では大株に育てることは困難です。

【水やり】
乾燥は枝枯れ、株枯れの原因となります。
エリカ同様、乾かさないように管理します。
葉がしおれないためわかりにくいのですが、用土の乾き具合を見て十分に与えます。

【肥料】
ほとんど不要ですが、生育促進のために、低温期に薄い液体肥料を施しておくとよいでしょう。

【病気と害虫】
★病気:ほとんどありません。

★害虫:コガネムシ
コガネムシの幼虫が根を食害することがあります。
鉢植えのものは、ときどきチェックしておくのが確実で、根詰まりによる根の傷みも早く発見できます。

【用土(鉢植え)】
鹿沼土など、肥料分が少なく、水はけのよい酸性土が使いやすく、冷涼地ではピートモスなども利用できます。

【植えつけ、 植え替え】
★植えつけ:春と秋が適期で、根鉢は、底部をほぐして植えつけます。

★植え替え:株の老化や根腐れ予防のために、年1回植え替えを行うのが安全です。
春か秋に根をほぐして新しい用土で植えつけます。

【ふやし方】
★さし木:さし木で容易にふやせます。
暖地では、数年ごとにさし木で株を更新しておくと生育がよくなります。

★株分け:少し大きな株なら植え替えの適期に株分けもできます。

【主な作業】
★刈り込み:開花後に刈り込みを行い、形を整えます。
放任だと、伸びすぎて乱れるだけでなく、下葉が枯れ上がり、株の中心部が蒸れて枯れ込みやすくなります。

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