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今回は9月の花をご紹介致します。
今回は【ゼフィランサス】について–お話致します。
ゼフィランサスの花言葉は、「汚れなき愛」。
ゼフィランサスは、白い花を咲かせるタマスダレ(Zephyranthes candida)とピンク色の花のサフランモドキ(Z. grandiflora)が最もよく親しまれています。
特にタマスダレは耐寒性もあり丈夫で、放任でよくふえます。
分球してよくふえるので、花壇や芝生の縁取りなどに群植するときれいです。
1つの花は数日間程度と短命ですが、次々と新しい花茎が出てくるので、密植すると数週間楽しめます。
タマスダレのように耐寒性のある種と、サフランモドキのように半耐寒性の種がありますが、半耐寒性の種でも暖地であれば、霜よけなど簡単な防寒で冬越しできるものが多くあります。
【栽培環境・日当たり・置き場】
日当たりもしくは明るい半日陰で育てます。
水はけのよい土壌を好むので、粘土質の土壌であれば、パーライトや有機質の堆肥などを加えて改良します。
半耐寒性の種には、冬に盛り土やマルチングを施して防寒します。
【水やり】
土の表面がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。
カラカラになる土壌を嫌うので、夏に雨の降らない日が続くときは、庭植えであっても水やりをします。
特に生育期は水切れに注意しましょう。
【肥料】
元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ、10月ごろにカリ分の多い化成肥料を株の周囲に施します。
【病気と害虫】
★特に問題になる病害虫はありません。
【用土(鉢植え)】
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。
例えば赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1などの配合土とします。
【植えつけ、 植え替え】
3月中旬から4月下旬に球根を植えつけます。
密植するときれいなので、庭植えであれば、3~5cm間隔で植え、覆土を約5cmします。
鉢植えであれば、5号鉢に7球程度、球根の上部が土に隠れる程度に浅く植えつけます。4~5年は植えっぱなしにできますが、球根が混み合いすぎると咲きにくくなります。
落葉しないので、掘り上げるタイミングを逸することが多いですが、葉をつけたまま株分けの要領で球根を分け、植え直します。
【ふやし方】
★分球:春に分球でふやします。こぼれダネでもふえます。
【主な作業】
★古葉摘み:春に新葉が出ますが、常緑であるため、年々葉が茂ってきます。冬の間に、傷んだ古い葉を取り除き、葉が混み合わないようにしましょう。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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