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今回は8月の花をご紹介致します。
今回は【オミナエシ】についてお話致します。
オミナエシの花言葉は、「美人」「約束を守る」「親切」「儚い恋」。
オミナエシは、日当たりのよい草原に見られる植物です。
数本の茎をまっすぐに伸ばして株立ちになり、先端に多数の黄色い花を咲かせます。花房は全体で15~20cmほどの大きさがあります。葉は対になってつき、茎につく葉は細く羽状に深く裂けますが、根元につく葉はダイコンの葉に似た形です。
短い地下茎を伸ばしてふえます。
秋の七草の一つとして有名ですが、開花にはかなり早晩の差があり、6月から9月にかけて咲きます。
花が終わっても色を保つため、かなりの期間楽しめます。
切り花にすると水がひどい悪臭を放ちますが、毎日水を替えると多少はよくなります。
オトコエシ(P. villosa)との間に、まれにオトコオミナエシ(P. × hybrida)という雑種をつくることがあります。
※科名:オミナエシ科で分類される場合もあります。
【栽培環境・日当たり・置き場】
鉢植えも庭植えも日なたで育てます。
日陰では成長も花つきも悪くなり、場合によっては枯れます。
同属のコキンレイカ、キンレイカ、チシマキンレイカなどの高山性の種類を庭植えにする場合はロックガーデンを築いて植えつけます。
【水やり】
鉢植えの場合は、表土が乾いたら十分に水を与えます。
比較的水を好むので、夏は1日1~2回与えます。
庭植えの場合は、基本的には与えなくても大丈夫ですが、晴天が続いて地面が乾いているようなら与えます。
【肥料】
鉢植えは春から夏にかけて、草花用の肥料を少量施します。
量が多すぎると枝葉ばかり茂りすぎるので、控えめを心がけます。
庭植えの場合は必要ありません。
【病気と害虫】
★病気:うどんこ病、立ち枯れ症状
まれにうどんこ病が発生しますが、重症化することはあまりありません。
水はけの悪い場所では立ち枯れ症状を起こす病気になることがあります。
対策としては、感染した植物は除去し、土を盛って水はけをよくしたり水はけのよい用土を客土したりします。
★害虫:ほとんどありません。
【用土(鉢植え)】
ごく普通の草花用培養土でよく育ちます。
土質の選り好みもなく、極端に乾燥しやすいもの以外ならば特に選びません。
高山性のコキンレイカ、キンレイカ、チシマキンレイカなどは、軽石、硬質鹿沼土(または日向土)、桐生砂(または赤玉土)の各小粒を、等量または2:4:4の割合で混ぜて用います。
市販の山野草用培養土も使えます。
いずれの場合も水で1回よく洗ってみじんを完全に抜きます。
赤玉土はふるいでしっかりふるっておきましょう。
根と茎の境界線あたりは、花崗岩質の粗い砂利で覆っておきます。
【植えつけ、 植え替え】
鉢植えは、毎年、休眠中の2月から3月に行います。
細かい根を半分ぐらいの長さに切って整理し、植えつけます。
同時に株分けをしてもよいでしょう。
庭植えの場合は3年に1回掘り上げて、株分けと植え直しを行います。
【ふやし方】
★タネまき:タネは秋に採種して、冷蔵庫に入れて保管し、春の2月から3月にまきます。
発芽率はよく、順調に育つとまいた年に開花します。
★株分け:休眠期の植え替えと同時に、大きくなった株の根茎を切り分けます。
根茎はかなり硬いので、剪定バサミなどを使います。
あまり小分けにせず、2分割する程度にとどめます。
【主な作業】
★支柱立て:茎が倒れる場合は支柱を立てて支えます。
自力で立っているならば必要ありません。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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