今月おすすめのお花【クロユリ】

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今回は8月の花をご紹介致します。

今回は【クロユリ】についてお話致します。
クロユリの花言葉は、「呪い」「復讐」。

フリチラリアは、茶花や生け花として親しまれるクロユリ(Fritillaria camtschatcensis)やバイモ(F. verticillata var. thunbergii)などの仲間で、フリチラリア・インペリアリス(F. imperialisや)やフリチラリア・メレアグリス(F.meleagris)などがガーデン用として親しまれています。
インペリアリス種は和名をヨウラクユリといい、ヨウラク(瓔珞)とは釣り鐘形をした仏具の飾りのことです。
バイモは薬用植物として古くから利用されてきました。アミガサユリ(編笠百合)の別名があります。
いずれの種も、釣り鐘状の花が下を向いて咲く姿は清楚で、ちょっとマニアックな球根愛好家に人気があります。
3月に萌芽して4月から5月に開花し、6月から7月に地上部が枯れて休眠に入ります。外皮に覆われていない球根は高温乾燥を嫌い、暖地での栽培は難しいです。

【栽培環境・日当たり・置き場】
庭植えの場合、木陰か、あるいは日中の直射日光が当たらない、風通しのよい場所で育てます。
鉢植えの場合、生育中は日当たりのよい場所で育て、花後は風通しのよい日陰に移します。

【水やり】
生育中は土が乾いたらたっぷりと水やりをします。
地上部の枯れた休眠中は、鉢土がカラカラに乾いたとき軽く水を与えます。
この場合、水やりというよりも、球根の水分が土に奪われないようにするために行います。

【肥料】
元肥として緩効性化成肥料を施します。
追肥は、萌芽後から開花まで、液体肥料を2週間に1回施します。

【病気と害虫】
★害虫:アブラムシ
春にアブラムシがつくことがあります。
見つけしだい駆除します。

【用土(鉢植え)】
水はけと、通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。
市販の山野草用培養土を用いるか、あるいは、鹿沼土4、軽石3、腐葉土3の割合で配合した用土を使います。
暑さに弱い種類の場合は、腐葉土の量を減らして軽石をふやすなど調整します。

【植えつけ、 植え替え】
9月中旬から10月下旬に植えつけます。
鉢植えの場合、インペリアリス種のような大きな球根は6号鉢に1球、クロユリのような小さな球根は5号鉢に3~4球植えが目安です。
毎年植え替える必要はありませんが、球根が混み合ってきたり、鉢土の水はけが悪くなっている場合は植え替えます。
庭植えの場合も、球根の大きさに合わせ、植えつけ間隔は10~30cmとします。
花後に球根を掘り上げて夏越しさせ、秋に再び植えつけます。

【ふやし方】
★分球:分球でふやします。球根を掘り上げたときに親球のまわりについている小球を外し、親球と同様に、夏の間乾燥させないように貯蔵します。
秋に植えつけ、2年間くらい育てると開花球になります。

【主な作業】
★花がら摘み:咲き終わった花は、花首のところから折り取ります。

★球根の掘り上げと貯蔵(夏越し):庭植えの場合、花後に地上部が茶色く枯れ始めたら、球根を掘り上げて土を落とします。
外皮に覆われていない球根は乾燥に弱いので、袋にピートモスまたはバーミキュライトを詰め、その中に埋めて涼しいところで保管します。
鉢植えの場合は、地上部が枯れたら日陰に移し、夏の間は土が乾きすぎないようにときどき軽く水を与えて夏越しさせます。

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