今月おすすめのお花【杜鵑草(ホトトギス)】

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今回は8月の花をご紹介致します。

今回は【杜鵑草】についてお話致します。
杜鵑草の花言葉は、「永遠にあなたのもの」「永遠の若さ」「秘めた意志」「恥ずかしがりや」。

ホトトギスは日本の特産種で主に太平洋側に自生する多年草です。
日陰のやや湿った斜面や崖、岩場に見られ、葉のわきに、直径2~3cmで紫色の斑点のある花を1~3輪上向きに咲かせます。
茎はふつう枝分かれせず、まっすぐか斜めに伸び、場所や地域によっては弓なりに垂れることもあります。
古くから栽培されているシロホトトギス(Tricyrtis hirta f. albescens)のほか、斑入りの園芸品種も流通しています。
また、ホトトギスとタイワンホトトギス(T. formosana)との間に交配種がつくられており、これらも「ホトトギス」の名で流通していますが、花を茎の先端に多数咲かせる点、タイワンホトトギスの特徴である長い地下茎をもつ点で区別できます。
日本に自生するホトトギスの仲間は10種ほどありますが、そのうち、小型で明るい黄色の花を咲かせるキバナノホトトギス(T. flava)は、ホトトギスより水はけのよいところを好み、ほかの植物との競争に弱いため、鉢植えに向いています。

【栽培環境・日当たり・置き場】
鉢植え、庭植えとも、よく風の通る明るい日陰が最適です。
葉を傷めないように空中湿度を50~60%に保ちます。
乾燥しやすい場所では風を防ぎ、周囲に人工芝を敷いて、打ち水をするとよいでしょう。
庭植えの場合、少し土を盛り上げて植えるとよいでしょう。
ホトトギスとタイワンホトトギス以外の種類は、鉢植え用の用土に入れ替えて植えます。

【肥料】
植え替えるときに、元肥としてリン酸の多い緩効性化成肥料を、3~4号鉢で一つまみ施します。
3月から5月に親指大の固形油かすを3~4号鉢で月に1個施し、6月から10月にリン酸が多めの液体肥料を週1回、2000倍に薄めて施します。
キバナノホトトギスなどの小型種は、この分量の半分あれば十分です。
庭植えの場合も鉢植えに準じますが、これより少なめでも問題ありません。

【病気と害虫】
★病気:白絹病
5月から9月に発生します。
放置すると毎年発生するようになります。

★害虫:ナメクジ、カタツムリ
ナメクジ、カタツムリとも、柔らかい若葉や新芽を食べます。
鉢裏などを見回って捕殺します。

【用土(鉢植え)】
ホトトギス、タイワンホトトギス、およびその交配種は、水はけさえよければ、用土にあまりこだわりません。
市販の草花用培養土か、赤玉土小粒に腐葉土とパーライトをそれぞれ3割混ぜたもので植えます。
それ以外の種類は、桐生砂小粒(または赤玉土小粒)、軽石小粒、硬質鹿沼土小粒を等量に混ぜ合わせたもので植えます。
少し乾きすぎるようなら、軽石の配分を減らすか、山ゴケかヤシ殻チップの細かいものを用土に混ぜます。

【植えつけ、 植え替え】
植え替えは2月から3月に行います。
鉢植えの場合は毎年または1年おきに植え替えます。
庭植えの場合は3年に1回掘り上げて、株を整理し、植え直します。

【ふやし方】
★株分け:植え替えの際に、自然に分かれている部分で分けます。
大きな芽であれば1本にしても大丈夫です。

★さし木:5月から6月に、茎を3~5節つけて切り、清潔な用土(川砂、赤玉土、鹿沼土、バーミキューライトなど)にさします。

★タネまき:タネは11月から12月上旬にとり、乾燥させて保存し、2月から3月にまきます。
用土は親株のものと同じで問題ありません。
順調に成長すると、タネをまいた年の秋に開花させることができます。
園芸品種では親株よりよい花は期待できません。

【主な作業】
★打ち水、葉水:7月から9月の暑く乾燥する時期に湿度を保つため、1日に2~3回、株の周囲に打ち水をし、霧吹きで株全体に水をかけます。

★支柱立て:ホトトギスは5月から6月に支柱を添えます。
茎が丈夫なタイワンホトトギスや、その系統の園芸品種は、支柱を立てなくても問題ありません。

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