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今回は8月の花をご紹介致します。
今回は【花虎ノ尾】についてお話致します。
花虎ノ尾の花言葉は、「希望」「望みの達成」。
ハナトラノオは夏から秋にかけて、全国いたるところでよく見かける花です。
優しいピンクの花が群れ咲く様子は、残暑の中でも、つかの間の涼しさを感じさせてくれます。
フィソステギア属には15種ほどがありますが、栽培されるのは、ほとんど本種(Physostegia virginiana)です。
北アメリカ東部原産で、日本へは大正時代に入り、丈夫でよくふえるため急速に広まり、現在ではポピュラーな宿根草の一つになっています。
カクトラノオとも呼ばれるように、花穂は細長い四角錐で、花は四方に向かって規則正しく並んで咲きます。
ありふれた花ですが、よく見るとなかなか美しいもので、一つ一つの花の形もユニークです。性質が強く、地下茎を伸ばして広がり、ほとんど放任栽培でもよいくらいです。
濃桃色のものから白花まで、いくつかの品種があり、草丈や開花期にも幅があります。
【栽培環境・日当たり・置き場】
耐寒性・耐暑性が強く、日当たりから半日陰まで、あまり場所を選びませんが、どちらかというと湿り気のあるところを好み、腐植質に富む乾燥しないところが理想です。
乾きやすいところでは成長が抑えられ、草丈低く開花しますが、花数は少なくなり、下葉も枯れやすくなります。
鉢植えの場合は、特に乾燥に注意します。
【水やり】
開花期が7月から10月で、梅雨が明けてから極端に乾燥すると、蕾の発育が悪く、鉢植えでは咲かないこともあります。
用土が乾き始めたらたっぷり与えます。
【肥料】
4月から5月の生育初期に少量施しますが、腐植質の多いところでは無肥料でもよいくらいです。
6月から7月に肥料分が多いと伸びすぎて倒れやすくなります。
開花後、地中の芽を太らせるために、お礼肥を施します。
【病気と害虫】
★病気:白絹病
水はけが悪いと、まれに白絹病などが発生することがあります。
★害虫:ケムシ類
ほとんど見られませんが、ケムシ類による蕾の食害には注意します。
【用土(鉢植え)】
水はけがよく、しかも保水性のあるものがよく、赤玉土7、腐葉土3の配合土など、一般の草花向け用土が利用できます。
【植えつけ、 植え替え】
★植えつけ:堆肥や腐葉土を入れて耕してから植えつけます。
ポット仕立ての苗であれば、ほぼいつでも植えつけ可能ですが、株分け苗や地下茎を植えつける場合は、3月から4月か10月ごろに行います。
しっかり根づくまでは乾かさないよう十分水やりします。
★植え替え:根詰まりしやすいので、鉢植えでは、毎年春か秋に古い用土を落とし、芽数を制限して新しい用土に植えます。
【ふやし方】
★株分け:さし芽やタネまきも可能ですが、主に株分けでふやします。
地下茎を伸ばしてふえるので、これを切り分けてふやします。
【主な作業】
★間引き:周囲に広がるので、必要な分を残して間引きをします。
中心部の生育が悪くなるようなら、一度掘り上げて、堆肥などを混ぜて植え直します。
乾燥防止のため、バークなどのマルチングをしておくとよいでしょう。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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