今月おすすめのお花【トレニア】

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今回は8月の花をご紹介致します。

今回は【トレニア】についてお話致します。
トレニアの花言葉は、「ひらめき」「愛嬌」「温和」。

トレニアは暑い夏にたくさんの花を次々と咲かせ、耐陰性のある、とても育てやすい植物です。
アジアからアフリカにかけて約40種が知られており、一年草のトレニア・フルニエリ(ナツスミレ、ハナウリクサ)、トレニア・バイロニーと、多年草のトレニア・コンカラー(ツルウリクサ)、これらの交雑による園芸品種が出回っています。
一般的に「トレニア」と呼ばれているのは、トレニア・フルニエリです。
一年草の園芸品種は苗を入手するか、市販のタネを春にまいて、夏から秋に咲く花を楽しみます。
前年に栽培していた場所では、こぼれダネで発芽してふえます。
一年草のトレニアとトレニア・コンカラーの交雑種には、「サマーウェーブ」シリーズ、「ムーン」シリーズ、「カタリーナ」シリーズ、「ルミーナ」シリーズなどがあり、いずれもタネができないので、苗を入手して栽培します。
ほとんどの園芸品種は寒さに弱く晩秋に枯れてしまいますが、トレニア・コンカラーだけは、室内に取り込めば冬越しさせることができます。

※科名:ゴマノハグサ科で分類される場合もあります。

【栽培環境・日当たり・置き場】
鉢植えの場合は、4月から11月までは風通しのよい日なたで管理しますが、夏の直射日光を避けるため、7月から8月は日陰へ移動させます。
ハンギングバスケットに植えつけると、株が蒸れにくく、おう盛に生育します。
庭植えの場合は、西日の当たらない場所を選んで植えつけましょう。
霜が降りると枯れますが、トレニア・コンカラーは室内に取り込めば冬越しが可能です。

【水やり】
鉢植えは用土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
真夏の水切れに注意し、極端に乾かさないようにしましょう。

【肥料】
鉢植え、庭植えともに4月から10月まで、緩効性化成肥料を施します。

【病気と害虫】
★病気:灰色かび病
灰色かび病は、6月から10月に、雨が続いたり、株が茂って蒸れたりすると発生します。
花がらを放置すると、灰色かび病のもとになるので、雨が続くときには花がら摘みを特にこまめに行ってください。

★害虫:アブラムシ、アザミウマ
アブラムシ、アザミウマともに、4月から11月に、新芽や蕾を中心に発生します。
見つけしだい防除しましょう。

【用土(鉢植え)】
水はけがよく、有機物に富んだ用土が適します。
赤玉土小粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6)を5g/リットルを混ぜます。
市販の培養土でもよいでしょう。

【植えつけ、 植え替え】
4月から8月に苗を植えつけます。
トレニア・コンカラーを冬越しさせる場合は、霜が降りる前に室内に取り込みます。庭植えにしているトレニア・コンカラーは10月までに鉢上げしておいてから、室内に取り込んでください。

【ふやし方】
★タネまき:タネが非常に細かいので、乾いた砂で増量してまくと均一にまきやすくなります。
覆土はしません。
タネまきの適期は5月から6月です。

★さし芽:コンカラーと交雑種は、さし芽でふやすことができます。
さし芽の適期は6月から9月です。

【主な作業】
★花がら摘み:4月から11月に行います。
株の上に散った花がらを取り除くだけでも、灰色かび病の予防に効果があります。

★摘心:植えつけ2週間後に行います。
摘心を行って分枝を促すと、花数が多くなります。

★切り戻し:6月から8月に、全体の1/2程度の長さに切り戻します。
葉がなくなるほど強く切り戻すと、株が枯れてしまうおそれがあるので避けましょう。

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