今月おすすめのお花【エキナセア】

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今回は7月の花をご紹介致します。

今回は【エキナセア】についてお話致します。
エキナセアの花言葉は、「あなたを見守る」。

エキナセアは、花の中心部がクリのイガのように球状に大きく盛り上がり、そのまわりに細長い花弁が放射状に広がります。
くっきりした花形で存在感があり、花の観賞期間が長いので、夏花壇の彩りに重宝します。
古くから切り花にも利用され、花後も球状の形が長く残り、ドライフラワーにもなります。
ルドベキア属に近い仲間で、北アメリカに9種があり、主に栽培されるのは、ムラサキバレンギクと呼ばれるプルプレア種です。
ほかには、細葉のアングスティフォリア種やテネセーンシス種、黄花のパラドクサ種などがあります。
近年、急速に品種の育成が進み、草丈が低くコンパクトでつくりやすく、また花色や花形のバラエティに富んだカラフルな品種が出回るようになりました。
今後もさらに多くの園芸品種が出ると予想され、注目を集めている宿根草です。

【栽培環境・日当たり・置き場】
日当たりと水はけのよいところで育てます。
水はけが悪いと梅雨期に根腐れしやすくなります。
春の芽出しは遅いほうで、6月ごろから急に大きく成長します。
冬期は十分寒さにあわせたほうが、春からの成長がよくなります。

【水やり】
庭植えでは、ほとんど必要ありません。
鉢植えは、用土が乾いたらたっぷり与えます。
特に茎が伸びて蕾が見えるころから開花までは、極端に乾かさないよう多めに与えます。

【肥料】
5月から6月と10月ごろに月1~2回、化成肥料の置き肥を行うか、または月4~5回、液体肥料を施します。

【病気と害虫】
★病気:灰色かび病、白絹病
灰色かび病、白絹病などが出ることがあります。
水はけと風通しをよくして予防します。

★害虫:フキノメイガ
地際の茎にフキノメイガの幼虫が入ることがあるので、見つけしだい早めに防除します。

【用土(鉢植え)】
水はけのよいものを使います。
例として、赤玉土4、鹿沼土3、腐葉土3の配合土など。

【植えつけ、 植え替え】
4月から5月と10月ごろが適期です。
庭植えの際は、腐葉土や石灰を混ぜて植えつけます。
鉢植えの場合は根詰まりしやすいので、毎年根をほぐして古い土を落とし、新しい用土で植え直します。

【ふやし方】
タネまきと株分けでふやします。
いずれも春と秋が適期です。
最近の品種は、無性生殖でふやす栄養系のものが多く、タネができなかったり、できても個体差が出るので、品種の確かなものをふやすには、株分けを行います。

【主な作業】
ほとんど手がかからず、寿命の長い宿根草です。
芽が混んできたり、生育が衰えるようなら、株分けや植え直しをします。
冬期、枯れた地上部は刈り取っておきます。

庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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