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今回は7月の花をご紹介致します。
今回は【セイヨウニンジンボク】についてお話致します。
セイヨウニンジンボクの花言葉は、「優雅」「気品」「高貴」。
セイヨウニンジンボクは、花が少なくなる7月から、さわやかなスミレ色の花を咲かせます。
生育旺盛で育てやすい落葉低木ですが、あまり栽培されていません。
ハマゴウ属には約250種が含まれ、主に熱帯に分布します。
日本にもハマゴウ(Vitex rotundifolia)、ミツバハマゴウ(V. trifolia)が自生します。
このなかで、寒さにも強く、花が美しいことから栽培されるのが、セイヨウニンジンボクです。
花には芳香があり、葉にも香りがあり、開花期も非常に長いのが特徴です。樹高は3mほどになり、枝も広く張るため栽培するには多少広い場所が必要ですが、開花時にはひときわ目立ちます。
葉は、5~9枚の手のひら状になり、花のない時期でも楽しむことができます。
なお、ニンジンボクの名は、この葉が、チョウセンニンジン(Panax ginseng)に似ることに由来します。
半日程度は日が当たる場所から日なたで、寒風が当たらず、水はけのよい場所であれば、特別な管理をしなくても、毎年よく花を咲かせます。
※科名:クマツヅラ科で分類される場合もあります。
【栽培環境・日当たり・置き場】
午前中に日が当たるような場所から日なたで、冬に乾燥した寒風が当たらない場所を選びます。
水はけがよく、乾きすぎない土壌が適します。
旺盛に生育し、短期間で大きくなるので、植え場所は直径3mほどの広さが必要です。
【水やり】
特に必要ありませんが、極端に乾燥する夏の高温期には、朝か夕方に水やりします。
【肥料】
2月から3月に寒肥として、油かすや緩効性の化成肥料を施します。
【病気と害虫】
★病気:特にありません。
★害虫:特にありません。
【植えつけ、 植え替え】
庭への植えつけは、霜の降りなくなった3月から4月、または涼しくなる9月下旬から11月に行います。
根鉢の表面を1/3程度くずして、根鉢の大きさの2~3倍の深さ、直径の植え穴を掘り、植え戻す土量の1/3程度の腐葉土と、油かすや緩効性の化成肥料などの元肥を混合して、植えつけます。
なお、根が粗いので移植が難しい植物です。
植え場所は、よく吟味して選びましょう。
【ふやし方】
★さし木:その年に伸びた枝を9月に、または、前年に伸びた枝を3月にさし木してふやします。
枝を2~3節で切り取り、節の下1cmのところをナイフやカッターなどで斜めに切り直します。
枝先の葉の大きさを半分から1/3程度に切って、赤玉土小粒やさし木用土にさします。日陰に置き、乾かさないように管理します。
【主な作業】
★作業剪定:適期は2月下旬~3月です。
セイヨウニンジンボクは枝数がそう多くないうえに、自然と樹形が整うので、強剪定は控え、樹形を乱す徒長枝や、株の内側の枯れ枝を切り除く程度に剪定します。
なお、大きくなりすぎた場合は、切り戻すこともできます。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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