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今回は7月の花をご紹介致します。
今回は【ノウゼンカズラ】についてお話致します。
ノウゼンカズラの花言葉は、「名声」「名誉」「栄光」「豊富な愛情」「華のある人生」。
ノウゼンカズラは暑い盛りに、ひときわ目を引く濃いオレンジ色の花を咲かせます。古くから庭木として親しまれてきた、つる植物です。
気根を出して木や壁などを這い登り、夏の間じゅう、花を咲かせます。
ノウゼンカズラは中国原産で、平安時代の本草書『本草和名(ほんぞうわみょう)』(918年)に「乃宇世宇(のうせう)」の名が見られるほど、古くに渡来したといわれています。
また、石川県金沢市の玉泉園には、豊臣秀吉が朝鮮出兵の折に持ち帰ったとされる、樹齢400年になるノウゼンカズラの古木があります。
古来より寺社などで栽培され、近年は庭園樹として重要な位置を占めています。
栽培は容易で、濃紅、黄などの花色の品種が流通しています。
【栽培環境・日当たり・置き場】
日当たりのよい場所で栽培します。
日陰では、花が咲きにくく、蕾ができても落ちてしまいます。
土質は特に選びませんが、粘土質など極端に水はけの悪い場所は避けます。
【水やり】
植えつけからしばらくの間は、土が乾いたら水を与えますが、その後は必要ありません。
鉢植えでは、土の表面が乾いたら水やりします。
【肥料】
庭植え、鉢植えともに、寒肥を2月、さらに、4月から5月に緩効性化成肥料や油かすを施します。
【病気と害虫】
★病気:特にありません。
★害虫:アブラムシ
まれに新芽にアブラムシがつくことがあります。
【用土(鉢植え)】
‘オランジュ・タカラヅカ’などの小型の品種を除いて、庭植えで育てます。
鉢植えでは、水もちと水はけを考慮して、赤玉土3と腐葉土1の配合土を使います。
【植えつけ、 植え替え】
植えつけは3月中旬から4月中旬に行います。
植え穴に、掘り上げた土の1/3程度の堆肥や腐葉土を混合します。
つる植物なので、這い登るためのしっかりした支柱や樹木、棚、フェンスなどの近くに植えることが必要です。
また、つるは東や南の明るい方向に伸びていくので、伸びる方向を考えて、植え場所を選びましょう。
【ふやし方】
さし木で簡単にふやすことができます。
6月中旬から7月の梅雨の時期に、葉を2~3枚つけた気根が出ている枝を切ってさせば、簡単に発根します。
【主な作業】
★誘引:ある程度の高さに育つまでは、幹の途中から出る枝を剪定し、つる数本をまとめて誘引します。
また、おう盛につるを伸ばすので、伸びすぎた枝は剪定しましょう。
剪定の時期は2月下旬から3月です。
なお、花は、その年の春から伸びたつるだけについて夏に開花します。
ただし、つるの先端についた蕾は、下垂していないと開きません。誘引する場合は注意が必要です。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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