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今回は7月の花をご紹介致します。
今回は【ポーチュラカ】についてお話致します。
ポーチュラカの花言葉は、「いつも元気」「無邪気」。
ポーチュラカは、シャモジ形で多肉質の葉と茎をもち、暑さや乾燥に非常に強い植物です。
地表を覆うように育ち、ハナスベリヒユとも呼ばれています。
畑地の雑草に、黄色のごく小さな花をつけるスベリヒユ(Portulaca oleracea)がありますが、葉や茎の姿がよく似ていることから、ポーチュラカの祖先とされることもあります。
なお、スベリヒユは栄養価が高く食用にしている国もあります。
ポーチュラカにはタネがつきにくい品種が多く、さし木でふやされた苗が出回っています。
また、日光を好み、日当たりの悪い場所や天候のよくない日は花が咲きません。
もともと、朝咲いた花は午後にはしおれてしまう性質でしたが、近年、夕方まで咲き続ける品種が多く出回るようになりました。
なお、マツの葉のように細い葉をつけ、春まき一年草として扱うマツバボタン(P. grandiflora)も、同じポーチュラカ属です。
こちらも寒さに弱い品種が大半で、性質はポーチュラカに似ています。
【栽培環境・日当たり・置き場】
終日、よく日の当たる場所で管理しましょう。
庭植えにする場合は、水はけのよい場所が適しているので、レンガやコンクリートで囲んで、一段高くなった花壇に植えるのがおすすめです。
西日が当たって、ほかの植物が弱ってしまうような特に暑い場所でも平気です。
【水やり】
鉢植えでは、土の表面が乾いたらたっぷり水やりしましょう。
庭植えの場合は、水やりの必要はありません。
【肥料】
肥料切れさせないように、緩効性化成肥料(N-P-K=12-12-12)を定期的に施し、さらに液体肥料(N-P-K=6-10-5)も施すとよいでしょう。
庭植えの場合は、肥料は不要です。
【病気と害虫】
★病気:特にありません。
★害虫:特にありません。
【用土(鉢植え)】
水はけと肥料もちのよい土を好みます。
赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土に、リン酸分の多い緩効性の化成肥料を適量施して植えつけます。
【植えつけ、 植え替え】
植えつけ適期は5月から8月です。
秋になると成長が遅くなるので、8月中旬までには植えて、暑い時期に大きく育てましょう。
なお、植えつけ時に、根鉢をくずす必要はありません。
また、7月から9月の間に肥料を施しても成長がよくない場合は、根詰まりしている可能性が高いので、一回り大きな鉢に植え替え(鉢増し)ます。
【ふやし方】
★さし木:適期は5月から10月です。茎を5~10cmほどで切り取り、植えつけと同じ用土にさしておけば、容易に発根して苗になります。
切り取った茎を水にさしておくだけでも根が出るので、発根を確認してから土に植えつけてもよいでしょう。
なお、秋に、場所をとらないように小苗をつくり、室内に取り込んで冬越しさせることもできます。
★タネまき:低温では発芽しないので、タネは暖かくなる5月を待ってまきましょう。
覆土は不要です。
【主な作業】
★剪定:非常に旺盛に育って大きくなるので、伸びすぎて邪魔になったら、好きな位置で剪定してもかまいません。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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