今月おすすめのお花【白粉花(オシロイバナ)】

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今回は7月の花をご紹介致します。

今回は【白粉花】についてお話致します。
白粉花の花言葉は、「乙女のしとやかさ」「清浄」。

オシロイバナは、黒い果実(種子)を割ると、白い粉質のもの(胚乳にあたる部分)があり、それがおしろいの粉のようなので、この名がつけられています。
日本には江戸時代に入り、各地で野生化しているものも多く見られます。
タネをまいて容易に育てられるので、一年草扱いにされることも多いのですが、本来は多年草です。
花は夕方4時ごろから開き、翌朝まで咲いていて、天気などにもよりますが、午前中にはしぼんでしまう一日花です。
でも、夏の間ほとんど途切れることなく次々と咲き続けるので長く楽しめます。
夜間に観賞できるような場所に植えるとよく、さわやかな香りも漂います。
白花や黄花のものは、暗がりの中でも浮き上がるように花が目立ちます。
花はろうと形で大きく開き、花径は3cmくらい、筒の部分は細長く5cmくらいあります。
花弁はなく、花弁状の部分は萼片で、つけ根にある萼のような部分は苞にあたります。
品種名のないものがほとんどで、花色は赤、オレンジ、黄色、ピンク、白があります。
絞り咲きや咲き分けのものでは、1株の中で花ごとに少しずつ花色が違う花が咲きます。
オシロイバナの仲間のミラビリス属(Mirabilis)には50~60種があり、本種のほかでは、ナガバナオシロイバナ(M. longiflora)が観賞用に栽培されます。

【栽培環境・日当たり・置き場】
日当たりがよければ、場所を選ばず、丈夫で栽培しやすい花です。
乾燥に強く、やせ地でも育ち、コンクリートなどのすき間でも育つほどです。日当たりの悪いところや湿っぽい場所では、軟弱に育って花数が少なくなるか、場合によっては育ちません。
地中に大きな球根ができ、凍結しないところでは越冬して、年々大株に育ちます。

【水やり】
庭植えでは、ほとんど水やりの必要はありません。
鉢植えでは、春から秋までの生育中は、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
乾燥させると生育が止まり、ひどい場合は休眠してしまいます。
球根なので、冬期は乾燥状態でかまいません。

【肥料】
庭植えではほとんど必要ありません。
鉢植えは、月1回置き肥をするか、月3回くらい液体肥料を施すと花数が多くなります。

【病気と害虫】
★病気:ほとんど見られません。

★害虫:ナメクジなど
ナメクジなどに蕾を食害されることがあります。

【用土(鉢植え)】
用土はほとんど選ばず、一般の草花用の培養土などが利用できます。

【植えつけ、 植え替え】
★植えつけ:タネも出回りますが、初夏になるとポット苗も流通するので、これを利用するのも便利です。
品種によっては、流通形態が限られるものもあります。

★植え替え:放任でよく、植え替えの必要はありません。
場所を移動したい場合は、タネをとってまくか、休眠期に球根を掘り上げて植えつけます。

【ふやし方】
★タネまき:1つの花に1つのタネ(果実)がつきます。
タネは、球状で黒くて硬く、6~7mmくらいの大きさがあるので、花壇に直まきができます。
または、ポットにまいて少し育ててから植えつけることもできます。
気温の上がる5月から6月にまくと発芽、生育ともに良好です。

【主な作業】
★整枝、刈り込みなど:適期は8月から9月です。
伸びすぎた枝や不要な枝を切り取ります。
場所や目的に応じて、全体を刈り込むようにして形を整えたり、大きさを制限したりしておくとよいでしょう。

★切り戻し:越冬させる場合は、11月から12月に茎を地際で切ります。

庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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