今月おすすめのお花【紫露草(ムラサキツユクサ)】

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今回は7月の花をご紹介致します。

今回は【紫露草】についてお話致します。
紫露草の花言葉は、「ひとときの幸せ」「尊敬しています」「快活」。

ムラサキツユクサの仲間は、梅雨のうっとうしさを吹き飛ばすように大きな3枚の花弁を優雅に広げ、朝露にぬれた姿にはしっとりとした美しさが感じられます。
品種も多く、色とりどりに競い合うように咲き続けます。
チャームポイントは花の中心部の雄しべと雌しべ。
特に雄しべはひげ状で、赤や青に色づき、よく見ると個性豊かな花です。
一つ一つの花は1日でしぼんでしまいますが、6月から7月を中心に毎日次々と咲き続けます。
晴れた暑い日は花が早くしぼみ、午後には花がない状態になりますが、雨天や曇天の日には夕方ごろまで咲いています。
ムラサキツユクサ属は、北米原産のトラデスカンチア・オハイエンシス(Tradescantia ohiensis、ムラサキツユクサ)とトラデスカンチア・バージニアナ(T. virginiana、オオムラサキツユクサ)などの交配種が多く栽培され、多数の園芸品種が育成されています。
一般に交配種を総称してオオムラサキツユクサと呼ぶことが多いです。
タネがよく実り、こぼれダネでもふえるので、個体差が多く見られます。

【栽培環境・日当たり・置き場】
耐寒性と耐暑性が強く、日なたから明るい日陰まで幅広い環境に適応し、湿り気のあるところから乾燥地まで、ほとんど場所を選びません。
一度植えつければ放任でもよいくらいです。
こぼれダネからも自然によくふえ、コンクリートのわずかなすき間からも芽生えて育つほどです。
生育旺盛ですが、鉢植えの場合は少し気難しい面があり、水はけをよくして、しかも乾燥させないよう、用土の劣化や根詰まりなどに注意します。

【水やり】
庭植えでは、ほとんど必要ありません。
鉢植えでは、多湿にならないように注意して、成長期の春は用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。冬の休眠期や夏の高温期は乾燥気味のほうがよく、多肥多湿は根腐れを起こします。

【肥料】
庭植えでは、ほとんど必要ありません。
肥料分が多いと伸びすぎて倒れやすくなります。
鉢植えでは、春の成長期と秋に、緩効性肥料なら月1回、液体肥料なら月3~4回施します。
夏の高温期には肥料分が残らないようにしておきます。

【病気と害虫】
ほとんど見られません。
鉢植えは水はけをよくしておき、根腐れなどを防ぎます。

【用土(鉢植え)】
一般の草花用培養土が利用できますが、水はけをよくするため、軽石や鹿沼土などを3割くらい混ぜておくと安心です。

【植えつけ、 植え替え】
★植えつけ:ポット苗はほぼ一年中植えつけ可能です。
株分けして植えつける場合は、3月から4月または10月から11月ごろが適期です。開花後に刈り込んで株を移植することも可能です。

★植え替え:庭植えは植えっぱなしで毎年よく咲きます。
株がふえるので、不要な部分は抜き取りや刈り込みでバランスをとります。
鉢植えでは、根詰まりで生育が悪くなるので、1~2年ごとに、春か秋、根をほぐして新しい用土で植え直します。

【ふやし方】
★タネまき:とったタネをまく場合は、個体差が出ます。
こぼれダネでもふえます。

★株分け:春か秋に行います。

【主な作業】
★刈り込み:開花後に早めに刈り込みます。
草姿がすっきりとし、高温期に葉先が枯れるのも防げます。
枝分かれして咲き続けている場合は、早く咲き終わったところから切り取ると、わき枝の花が長く咲き続けます。
全体が咲き終わったら地際で切り取ります。
手で抜き取ってもよく、地上部がまったくなくなっても再び芽吹きます。
冬の間も葉が茂っていることが多く、伸びすぎた葉は刈り込んで形を整えておきます。

庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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