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今回は7月の花をご紹介致します。
今回は【松葉菊】についてお話致します。
松葉菊の花言葉は、「ゆったりとした気分」「心広い愛情」「無邪気」「可憐」「勲功」「忍耐」「怠惰」「順応性」。
葉と花の形から「マツバギク(松葉菊)」と呼ばれ、多肉質の細長い葉が密生し、キクのような花を咲かせます。
マツバギクの名前で出回っているものは、メセン類(ハマミズナ科の植物の呼び名)のなかの主にランプランサス属(Lampranthus)のいくつかの種や交配種ですが、多種多様で似たようなものも多く、どこまでをマツバギクと呼ぶかは明確ではないようです。
いろいろな種類が「マツバギク」の名前で流通し、品種名はなく、商品名がさまざまあります。
ランプランサス属には180種ほどがありますが、まとまりに欠ける属で、苗の流通が多いのは花色が豊富な交配種のスペクタビリス種(L. spectabilis)です。これは春咲きの半耐寒性常緑種で、低木状に育ちます。
また、デロスペルマ属(Delosperma)の一種クーペリー(D. cooperi)が、-15℃でも越冬するので「耐寒マツバギク」と呼ばれ、「レイコウ(麗晃)」や「花嵐山(はならんざん)」の名前で出回ります。這い性で開花期間が長く、6月から10月に濃い桃色の花を咲かせ、古くから土手など法面緑化に広く利用されています。
デロスペルマ属には、春咲きの黄花種などもあり、品種の育成が進められ、最近は「砂漠の宝石」の名前で各色が流通しています。
【栽培環境・日当たり・置き場】
日照が多く乾燥した気候を好みます。
日当たりと水はけのよいことが栽培条件で、多湿による蒸れには弱いため、石垣の上や石組みの間、ロックガーデンなどに向きます。
ランプランサス属は-5℃以下にならないところで育てます。
デロスペルマ属は寒冷地の露地でも育てられます。
【水やり】
庭植えではほとんど必要ありません。
鉢植えでは、用土が完全に乾いたら、たっぷりと水を与えます。
雨水だけでも十分ですが、生育、開花のためには水分を必要とし、極端に乾燥すると生育が止まります。
【肥料】
庭植えではほとんど必要ありません。
鉢植えの場合、花つきをよくするために、春と秋に緩効性の固形肥料をそれぞれ1回、あるいは液体肥料を春と秋に3~4回施します。
【病気と害虫】
★病気:多湿に注意すれば、病気はほとんど見られません。
★害虫:アブラムシやカイガラムシ
見つけしだい早めに防除します。
【用土(鉢植え)】
水はけのよいものであれば用土はあまり選びません。
サボテン用培養土や山野草用の用土も使いやすいです。
一般的な草花用培養土を使う場合は、株の大きさに比べて小さめの鉢に植え、用土を乾きやすくしておくと安心です。
【植えつけ、 植え替え】
★植えつけ:適期は3月から5月、9月から11月ですが、真冬と真夏を除き、ほぼ一年中植えつけができます。
★植え替え:一度植えつけると何年もそのまま育てられます。
鉢植えの場合は、根詰まりや用土の劣化で花つきが悪くなるので、数年に1回、春か秋に植え直しをします。
【ふやし方】
★さし芽:さし芽が容易です。
適期は4月から6月、9月から10月ごろで、ポットなどに赤玉土を入れてさします。
肥料分が少なければ用土はあまり選びません。
植えつけ場所に直接さして育てることもできます。
【主な作業】
★刈り込みなど:ランプランサス属は、開花後の6月に刈り込みを行い、草丈や株の大きさを調整します。
老化して生育が悪くなった株は、さし芽をして更新します。
デロスペルマ属は地面を這うように広がるので、不要な部分は切り取ります。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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