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今回は6月の花をご紹介致します。
今回は【山法師】についてお話致します。
山法師の花言葉は「友情」。
ヤマボウシは中国、朝鮮半島、日本の本州から琉球列島に分布します。
江戸時代には欧米へ渡り観賞樹木として栽培されています。
同じ属のハナミズキに比較すると開花時期が遅く、葉が出たあとに枝先に開花するので華やかさは少ないのですが、梅雨どきの花木としては価値が高い存在です。
花のように見えるのは本来の花弁ではなく、ハナミズキと同様、総苞片(花のつけ根の葉)です。
そのため比較的花の観賞期間も長いのが特長です。
果実は8月から9月に紅橙色に熟し、果肉は粘質で甘く生食できます。
自然に樹形が整い、幹肌が鹿の子模様になることから、個人庭園のシンボルツリーや景観木、公園木のほか街路樹としても広く利用されています。
最近では、常緑のヤマボウシとしてガビサンヤマボウシ、ヒマラヤヤマボウシなども出回って、人気を得ています。
【栽培環境・日当たり・置き場】
日がよく当たるやや乾燥した場所で、西日の当たらないところが適しています。
土壌は、通気性、透水性のよい肥よく土を好みます。
【水やり】
庭植えの場合は、水やりの心配はありません。
鉢植えの場合は、夏の水やりを朝のうちに行います。
【肥料】
庭植え、鉢植えともに冬期から早春に施肥をします。
【病気と害虫】
★病気:うどんこ病
固まった土壌や過湿になる土地では、梅雨どきにうどんこ病が発生します。
★害虫:ほとんど見られません。
まれにカミキリムシの幼虫(テッポウムシ)が食害するので、見つけしだい捕殺します。
【用土(鉢植え)】
水はけのよい用土(例:赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など)が適します。
【植えつけ、 植え替え】
鉢植えは、2~3年に1回は植え替えます。
適期は12月から3月です。
庭への植えつけも12月から3月が適期です。
有機質肥料と化成肥料を混合した元肥を施してから植えつけます。
★ふやし方
つぎ木:園芸品種は3月から4月ごろにつぎ木でふやします。
タネから育てたヤマボウシの台木に切りつぎによって行います。
★タネまき:秋に熟した果実を採取し、果肉を取り除きタネを水洗いしたあと、すぐにまく(とりまき)か、乾かないよう注意して冷蔵庫に保存し、翌春(3月)にまきます(春まき)。
【主な作業】
★整枝・剪定:樹形が早期に安定しますから、特に必要とはしません。
ただし、どうしても不要な枝を切りたい場合は、12月から3月に枝の分岐点から間引くようにします。
切り詰めはしないようにします。
それでも枝が込みすぎたような場合は、花後の6月下旬に軽い剪定を行うこともできます。
庭木の剪定や草花の手入れは道具や基礎知識があれば、ご自身でも作業が可能です。
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