今月おすすめのお花【ラベンダー】お手入れ基本編

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今回は6月の花をご紹介致します。

今回は【ラベンダー】についてお話致します。
ラベンダーの花言葉は「あなたを待っています」「沈黙」。

紫色の清楚(せいそ)な花と、さわやかな香りが魅力のラベンダー。
ハーブと聞くと、まずラベンダーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
今回は、ラベンダーの基礎知識と育て方のポイント、日々の手入れなど具体的な育て方、さらにトラブルと対処法についてご紹介いたします。
なお、トラブルと対処法については、次号に掲載致します。

【花だんの植えつけ】
土を下から掘り返して日光に当て、ゴミなどを取り除いて下準備をします。
石灰をまいて酸性の土を中和し、たい肥や腐葉土を加えましょう。
水はけが悪いときは、日向土(ひゅうがつち)などの軽石やパーライトを混ぜてください。

植えつけの1週間ほど前になったら、肥料を追加してなじませます。
株の間は25~30cm、大きく育つものは60cm程度離して植えます。
土は深めに耕し、やや土を盛り上げた「高植え(たかうえ)」にして排水性をよくしましょう。

植えつけの1週間ほど前になったら、肥料を追加してなじませます。
株の間は25~30cm、大きく育つものは60cm程度離して植えます。
土は深めに耕し、やや土を盛り上げた「高植え(たかうえ)」にして排水性をよくしましょう。

【鉢の植えつけ】
大きな鉢は、土の量が多いため過湿の心配があります。
5~6号(直径15~18cm)の鉢に1株を植えるくらいがよいでしょう。
植えつける際は、ネットに入れた鉢底石を鉢の底に敷き、土を3分の1ほど入れて苗を置きます。
隙間がなくなるまでしっかりと土を入れ、根元に水を与えましょう。

植えつけて数日~1週間は、明るい日陰または1~2時間だけ日の当たる場所で様子をみてください。
なお、ラベンダーは乾燥気味の環境を好むため、ほかの植物との寄せ植えには向きません。

【日当たりと水やり】
ラベンダーは日光を好みますが、高温と多湿を嫌う品種は西日の当たらない場所で管理しましょう。
鉢植えは加湿に気をつけ、土の表面が乾いて少し葉が下がった頃に水を与えます。
ジョウロの注ぎ口を株元に近づけて水を与え、葉がぬれたり土がはねたりしないようにしてください。

水やりに適した時間帯は、春・秋・冬ならば午前中の日が昇った頃です。
暑い夏は、早朝が適しています。
雨の日は、鉢を軒下などに移動させて過湿を防ぎましょう。
花だんはほとんど水やりの必要がありませんが、猛暑などで極端に土が乾いたときは早朝に与えてください。

【日々の管理】
開花期は、こまめに花を収穫して株の衰弱を防いでください。
満開になる前に収穫すると、よい香りが残ります。
わき芽の部分から葉を4~8枚ほどつけて切り取り、ドライフラワーなどに利用しましょう。
大株に生長して混み合ってきたときは、内側の古い枝や下部の弱った枝を切って風通しをよくしてください。
開花の時期が過ぎたら、全体を3分の1から半分くらいの高さになるまで切り戻し、翌年に備えます。

冬の間は、腐葉土や敷きわらなどで根元にマルチングをほどこし、根を凍らせないようにしましょう。
寒さが苦手な品種は室内の窓辺で日光浴をさせ、冷え込む夜は新聞紙などを巻いて保温します。

【植え替えのタイミング】
鉢植えは、数年経過すると株と鉢のバランスが悪くなり、根が穴から伸びてきます。
大きく育ったラベンダーは、生育のはじまる春に、ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。
ただし、ラベンダーはあまり植え替えを好まないので、茎や根を丁寧に扱ってください。

植え替えの際は、株を取り出して軽く根をほぐし、根の傷んだ部分や長すぎる部分をカットします。
植えつけと同様、隙間なく土を入れて水を静かに与え、様子をみてから日なたに移動させましょう。

【増やし方】
春または秋に、挿し木で増やしましょう。
先端から10cmほどの長さで茎を斜めに切り、下側の5cmくらいまで余分な葉を取り除きます。
コップなどに水を入れ、1~数時間ほど枝を挿しておきましょう。

湿らせた挿し芽用の土に枝を挿し、乾燥しないように管理してください。
4~5日は明るい日陰に置き、その後は数時間だけ日の当たる半日陰に移動します。
水を切らさないように管理すれば、1ヵ月ほどで根が出て新芽が伸びてきます。

発根した後は先述した育て方と同様に管理し、茎を支えるほどに育ったら園芸用のポットまたは鉢に植えつけましょう。

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